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悠久の恋の果てに
【ファンタジー 官能小説】

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「分かりました」

1週間も日本に居ないと聞かされて、寂しく思っている私は
すでに気持ちが大久保さんに傾いているようで。
明日一緒にいたいと思う気持ちは私も同じだった。

その日、家の前までタクシーで送ってもらって
次の日も1日一緒に遊んだ後、
帰りはタクシーで送ってもらった。

2人でタクシーを降りた後
ゆっくりと引き寄せられるように抱きしめられた。

何も言葉に出来ないまま
大久保さんの手が首筋を上がり、あごをとらえた。
優しくほほをなでられて
その手の跡を追うように大久保さんの唇が私の首筋をかすめる。

「はぁぁ・・・」

思わず出てしまった声に
大久保さんは小さく笑って
「1週間後。帰国したら。美緒はもう俺のだよ。
会社でも堂々と宣言する」
「え」

「みんなに。あらゆる人に自慢したいんだ」
「大久保さっ・・」
「1週間のうちにきちんと心をきめておいて」

そう言って今まで経験したことのないような
甘い甘い、キスを落とした。

ゆっくりと舌が口内をぐるりと動いて
俺のモノだと主張する。

「愛しているよ。美緒」

その一言が甘美に響いた。



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