尚美の場合 後編-1
翌日、尚美、千尋はいつものように勤務を行っていた。金髪であった髪、化粧はいつものように戻っていた。尚美たちはナースセンターのフロアーのナースをレザービッチに変身させようと企んでいた。一人目は同期の清楚で真面目で明るく優しい女である井上めぐみ 同じ夜勤の日、「めぐみ コーヒー入れたわよ」「ありがとう 尚美も千尋先輩も急に煙草を吸いだしたり最近変よ?」「そんなことないわよ」「そうかしら」そう言いながらコーヒーを飲む。「すぐにあなたも分かるようになるわよ」一瞬邪悪な顔になりそうつぶやく尚美であったがすぐ元の顔に戻る。
数日後、めぐみがレザージャケット、レザーパンツを着ている。髪の毛も黒髪だったのが茶髪になり、地味な化粧も派手な化粧に変わってきている。「もういい頃ね」「めぐみお昼一緒に食べない?」「いいわよ」お昼を一緒に食べ食後に尚美はめぐみの前で煙草を吸い始めめぐみに向かって紫煙を吐き出す。めぐみの目はギラギラし始めている。「めぐみ 吸ってみる? いいのよ我慢しなくても」「じゃあ 1本だけ」そう言うとめぐみは煙草を吸い始める。深々と煙を吸い込み大きく紫煙を吐き出す。「たばこ 思ったより美味しいね」そう言いとめぐみは1本をあっと言い間に吸いつくした。「尚美 じゃあ仕事に戻るね」めぐみは仕事に戻っていった。翌日には休憩中に喫煙室で絶え間なく煙草を吸い続けるめぐみの姿が「めぐみ 1本だけじゃなかったの?」尚美はワザとらしく聞く「1本吸ったら止めれなくなって仕事が終わって煙草買って吸い始めたら美味しくてやめれないのよ」「完全にレザービッチ病に感染したわね」そう尚美は呟き、その日の仕事の終わりめぐみと一緒に駅まで帰る尚美とめぐみ「めぐみ疲れているみたいだからからこれあげる」そう言い例のドリンクを取り出す。「何これ見たこともないドリンクだけど」「疲れによく聞くのよ 飲めば生まれ変わったように気分が良くなるのよ」「そうかしら」そう言いながらめぐみはドリンクを飲み干した。「うぅ」めぐみは両手で顔を覆う。そして顔を覆っていた手を開けた時にはまぶた、唇は黒く化粧をしたようになり、目は吊り上げり、やさしかっためぐみの顔は邪悪で妖艶な顔となっためぐみがいた。「尚美 生まれ変わったように気分がいいわ 尚美 何かたのしいことないかしら? フフフフ」「めぐみ これから たくさん楽しめるわよ ヒャハハハ」そして めぐみはいつも降りる駅では降りず、めぐみとともに例の場所へ向かっていった。
「109号(尚美のこと)よくやった。男の精気も順調に集まっているようだな。」「キーィ はい 仰せのままに順調に計画は進んでおります。このまま病院全体をレザービッチ化して御覧に入れますキーィ」「うむ よかろう お前は非常に悪の素質があるようだな もうじきお前も更に進化することだろう。」「キーィありがとうございます。」そう言うと109号は立ち去っていった。立ち去りながら進化?尚美は思ったがまーいいさ楽しければそれでと思った。
数日後、いつものように男の精気を奪い取り、男を粉砕した後、尚美は急に体が熱くなるのを覚えた。その時、尚美の身体が変化を始めた。レザーグローブで覆われている指先は黒く長い爪が伸び始めた。舌は二つに割れ、目は吊り上がり、目は蛇の様な爬虫類の眼に変わる。着ていたキャットスーツは黒いレザーから蛇柄に変わり始め、合わせてグローブ、ブーツも変わっていく。股間には黒く太く長いペ●●が生えてきた。尚美はたまらず、自分のペ●●を扱き始める。体中の興奮を抑えきれなくなり、「イクー」ドピュー 真っ黒い大量の液体が放出される。液体を手に取り尚美は舐める。「うーん 美味しい」舐める尚美の歯は鋭くとがり、尚美は完全に人間ではなくなり、淫獣と化した。尚美は鏡に映った自分の姿を見て更に興奮する。興奮すればするほどペ●●は大きく、固く長くなっていく尚美は両手で持ちこすり始めた、ドピュードピュー真っ黒い大量の液体がまたしても大量に放出される。2回放出したのち、尚美は落ち着きを取り戻し元の人間の姿となり、アジトへと戻っていった。
「おお 109号 進化を遂げたな 今日からお前は淫獣ポイズンスネークだ」「はは ありがとうございます。「ポイズンスネーク 今日からはお前のように淫獣になることのできる人間を探し出し変身をさせるのだ」「はは 仰せのままに」そう言うと姿を消していった。進化することによって尚美の残虐性は更にいた。もはや人間としての理性は全くなく、残虐性、暴力性、悪の心が増加していたのだった。
こうして尚美はポイズンスネークとして暴れていくのだった。