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「ストーカーだと思われようといい」
いいんだっっ!
「束縛野郎だと思われてもいい」
いいんだっっ!
「過保護だと思ってくれて構わない」
構わないんだっっ!
「俺が優衣を真剣に好きだって分かってほしい。
優衣を真剣に心配してるって分かってほしい。
マジで他の男にお持ち帰りされるとか許さないから」
「・・・・」
「とにかく。セミナーの生意気な女講師と
酒に弱い優衣のギャップにやられた」
はぁ・・・
「生意気な女の弱い面を心配で守ってやりたいと思った」
はぁ?そこ?
でも。4杯だったら『弱い』ってほどのギャップになるかなぁ?
「行きずりとか、そんな気持ちで近づいたんじゃないし
行きずりにするつもりもなかった。
もしかしたら、記憶は翌朝残ってないかも、と思っても抱いた。
多少の罪悪感はあるけど、合意の上だ。無理やりじゃないぞ。」
うん。なんとなく思い出したかも。
私もこの男に抱かれてもいいと思ったんだ。
「あの時、どうしても俺のモノにしたかった」
うん。
「キスマークをやたらと付けたのは、俺が知らない所で優衣が酔っても
他の男にお持ち帰りされないように」
うん。
でも、私お持ち帰りされたことないけどね・・?
「マーキングだと思ってくれて構わない」
えばるなっっ!
「―――って今日こそはちゃんと言おうと思ってたのに。
お前は柳下と仲良さそうに・・・・」