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未亡人遅咲き淫花
【熟女/人妻 官能小説】

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未亡人遅咲き淫花-6

(4)


 長い間『無知』の扉に閉ざされていた久美子の開かずの間は片倉の肉棒によってこじ開けられた。
(俺が開いたんだ)
 性の光を浴び、迸りを受け、女体は艶やかに性色に彩られた。片倉も驚く変化であった。
 
 全裸で湯槽で抱き合い、口付けはねっとりと甘くとろける。両脚は彼に巻きついて秘唇を押しつけてくる。
「ああ、なんか、心がどこまでも拡がっていく感じ……」
(一度の交合でこうも変わるものか……)
これが彼女の本性なのだろう。埋もれていた愛欲が膨らみ続けて身も心も弾ける寸前だったのではないか。片倉の一差しで詰まっていた情念が一気に噴き出した。そうなると欲望は抑えられていた時間を遡るかのように逆巻く波となって彼にぶつかってくる。

 とめどなく溢れ、燃えさかる性欲。それは彼女のうねる体の反応を抱きとめていれば伝わってくる。だが、本人はもどかしいにちがいない。片倉にしがみついて熟れた女体を押しつけてくるばかりである。
(男の知識、セックスの術を知らないのだ……初めて男を知った熟女……)
こんな相手と巡り合うのは奇跡にちかい。
(これは奥深い楽しみになる)
片倉は久美子の肉感を味わいながら昂奮を新たにしていた。


 片倉はベッドに仰向けになると、いきり立ったペニスを久美子に握らせた。
彼女の手を取り、やや強引に手を添えた。
「ああ、そんな……」
顔は紅潮していたが、恥じらいは見えない。高まる興味に被われてしまったものとみえる。
「それが入ったのです。あなたの中に」
久美子はまじまじと顔を寄せて、先端から幹、そして袋を目を見開いて見入った。
「こんな大きなものが……」
「入ったんですよ」
「まだ何か挟まった感じがします……」
久美子は自分の秘部に手を当てた。

 精子が胎内に入って妊娠することは知っていると久美子は真面目な顔で言った。ところが挿入するとは思わなかったという。信じられないことだが、股間に塗された精液が沁み込んでいくものだと思っていたらしい。それも夫婦二人して。だからしばらくは洗わずにじっとしていたという。
「すぐに乾いてしまうんです」
片倉は呆れてしまって、その話はそれきりにした。
(もう、貫通は済んだのだ)
開花したばかりの上玉の体をたっぷり楽しめる。


 まずは握って離さないペニスをピクンと跳ね上げてみた。
「あっ、動いた」
「触ったのは初めてですか?」
「ええ……。こんなに近くで見たのも、初めて……」
「どうですか?」
「ふだんは垂れているのよね」
「あなたが素敵だからこうなったんですよ」
「硬い……。痛くないの?」
「昂奮してるんです。またあなたの中に入りたくて」
「いやだ……」
「いやですか?」
「い、いえ……」
「入れてもいいんですか?」
「片倉さんが望むなら……」
「おや、僕次第ということですか。あまり乗り気ではないんですね」
「ちがいます。ちがう……」
「じゃあ、なんです?」
「それは……」
久美子はペニスに息が吹きかかるほど顔を寄せながら言葉に詰まっている。
「入れてほしいですか?」
「は、はい……」
さすがに顔を赤らめて頷いた。
「わかりました。いっぱい入れて差し上げますよ。奥さん」
「あの……久美子って呼んでください……」
少女のような可憐な瞳が訴えてきた。


「それではまず、フェラチオしてください」
「フェラ……」
「知ってるでしょう?」
「あの、週刊誌で読んだことありますけど……」
「じゃあしてください」
「そんなこと、ほんとにするんですか?」
「誰でもしますよ。そうやって愛撫して気持ちを高めてから入れるんです。おちんちんを」
「ああ、そんな言葉」
「久美子、咥えてくれ」
「どのように」
「咥えて舐めればいいんだ。舐めると気持ちいいのはわかったでしょう?」
「はい……」
おずおずと口が亀頭に近づき、目が閉じられた。
「アイスキャンディーと思って舐めてみて」
「うぐ……」
頬張ったまま頷く。

(ああ、いい……)
ぎこちない舌の動きが却ってたまらない。形をなぞるように舌先がちろちろ這っていく。ときおり歯が当たるのは仕方がない。適度な刺激である。
「ああ、いいよ。久美子」
「うぐうぐ……」
返事も出来ず、苦悶の表情である。

「久美子、69しよう」
「うぐ?」
ペニスを引き抜いた。
「シックス?……」
呼吸が乱れて汗をかいている。
「69。知らないの?」
「知りません。それはいったい何ですか?」
「お互いに舐め合うんです」
6と9を人に見立てた形だと説明した。
「なるほど。うまいことを。どなたが言ったのです?」
「それは、知りません」
そんなことをやり取りしている状況ではない。
「さあ」
久美子の体勢を作って、片倉は仰向けになった。
「いやん、見えちゃう」
股間は蜜液に塗れた湿地帯となっていた。
「見えてるよ、久美子」
「ああ、いや……」
「きれいなおまんこだよ」
「ああ、そんな……」
「舐めちゃうよ」

「ひい!」
秘唇といわず襞といわず核も含めて、吸いついて舐め回した。
「ひ!ひ!」
ペニスを咥えることも忘れて、もはや陶酔のるつぼに陥っていた。


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