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姉妹
【女性向け 官能小説】

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姉妹-6

 啓介は、雅子の両足の間に身体を置いて、腰を股間に進め、亀頭の先端を膣口の淵にあてがう。 啓介の下腹から、じゅくじゅくと欲望が盛り上がり、男根に満ちてくる。
 啓介は大きく息を吸い込んで、気を静めた。
「雅子ちゃん、大好きだよ。 愛してる・・・あいしてる・・・」
 呪文のように唱えながら、啓介は男根に気を入れると、腰を進めた。 

 亀頭が、膣口をくぐったところで、抵抗を感じ、陰茎がしなった。
「雅子ちゃん・・・力を抜いて・・・」
 啓介は更に、優しく、静かに、そして力強く腰を沈めた。 亀頭は、抵抗に向かって、クイクイクイっっと圧力を増していく。 啓介は、雅子の腰に手を回し、引き寄せながら、更に気を入れて腰を突き上げた。
ヌルっ

 抵抗はすっと弱まり、亀頭はヌルヌルヌルと進んだ。

 
 雅子は、啓介の“愛している”と言う声を合図に、それが始まるのを知った。 股間に熱い塊を感じた。 それは、股間を押し開いて入ってきた。
(大好きな啓介義兄さんが、いよいよ入ってくる。 力を抜いて、力を抜いて、大丈夫だから、・・・あたしはこの時をずっと待っていたんだから)
 雅子は、啓介が入りやすいように股を開いてみた。 一旦止まった塊は、ぴくぴくと震えながら、圧力を高める。 雅子は、啓介のリズムに合わせて、腰を持ち上げてみた。
「うむっぅ、痛いっうつ」
それは、ピリッと痛みを伴って、一気にへその下まで入ってきた。
 
 啓介は、雅子の首筋に唇を当てながら、腰を押し込む。処女膜を突き抜けた男根は、ぬるぬると心地よい抵抗を押しのけて、進入した。
 男根が根元まで収まり、恥骨と恥骨がぴったりと合わさると、啓介は耐え切れずに気が入ってしまった。下腹部からこみあげて来る熱い粘液が、たった今雅子のワギナに収まったばかりの男根を押し通って、子宮に降り注いだ。
 続々とこみ上げてくる快感に、啓介は2度3度と腰を突き上げた。その度に鈴口から愛液が迸り、膣内に満ちた。 
 
 雅子は、啓介の背中に腕を回し、抱き締めた。
(すごおいっつ、・・・あんなやさしい啓介義兄さんさんにこんな迫力があるなんて・・)
 嵐のような激しい抱擁が静まると、雅子は自分の上にのしかかる啓介の体重を実感した。
(啓介義兄さん、やっと義兄さんと結ばれた。 嬉しい)
 つい数時間前に始まった、自分の人生の急激な変化に、雅子は夢を見ている心地だった。
 啓介のペニスは、雅子の中で、徐々に萎えて行った。

 啓介は、たまりに溜まった精液を放出すると、下腹が軽くなり、頭がすっきりした。 挿入するや否やのあっけないオルガスムスで、物足りなさはあったが、雅子を激しく愛し、その体内に自分の愛液を満たした充足感が心地よい。 
 精液の塊が通って、軽い痛みを感じた精管から、今はジーンと快い痺れが体中に広まっていく。自分の胸の下に雅子を実感すると、愛おしさで胸が震える。 このままじっと夜が明けるまで、抱擁を続けたいと思った。
 
 欲望の圧力から開放された啓介の鼻先に、汗にまみれた雅子の匂いが漂ってくる。 啓介の男根は敏感に反応して再び、もりもりと膨張を始める。もっと、もっと雅子が欲しい・・・思わず啓介の腕に力がこもる。
「雅子ちゃん、痛かった?だいじょうぶ?」
「うん、大丈夫よ、 大好きな啓介義兄さんと結ばれて、うれしいの。 もっと痛くし欲しいくらい。だって、これが啓介義兄さんと結ばれた証拠なんだもの」
 
 啓介は、雅子の唇を吸った。
「愛してる、雅子ちゃん、僕だって雅子ちゃんが好きだったんだ」
 啓介のペニスが、雅子のワギナの中で、じゅくじゅくと膨らむ。
 啓介は思わず、腰を押し込んだ。
「雅子ちゃん、もう一度いいかな?」
「もちろん良いわよ。 早く啓介義兄さんの気に入るようになりたいもの」
(啓介義兄さん、これって、婚前交渉でしょう。 裏切ったら承知しないから)
 啓介は、再び雅子の中で、愛の営みを再開した。



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