投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

ずぶ濡れのキス
【教師 官能小説】

ずぶ濡れのキスの最初へ ずぶ濡れのキス 14 ずぶ濡れのキス 16 ずぶ濡れのキスの最後へ

ずぶ濡れのキス-6



「先生……」
 将太は彩友美の胸に顔を埋めていた。
「将太君、ありがとう。とっても幸せな気分だった」
「ほんとに?」
「やっと大好きな将太君といっしょに気持ち良くなれた」
「ほんとに気持ちよかった? 嘘じゃない?」
 彩友美はくすっと笑った。「将太君って、意外に心配性なのね」
「俺も、学校で先生に乱暴してた時は、こんなに気持ち良くなることなかった」
「そう。良かった……」
「先生って……本当に温かいよ、とっても」将太は彩友美の胸に顔を埋めた。

 彩友美は、愛しそうに将太の少しごわついた髪を撫で、それから将太の背中に腕を回してゆっくりと力を込めた。

「あ、あの……、先生」将太は顔を上げて不安そうな目をした。
「どうしたの?」
「ほ、本当に大丈夫だったの?」
「何が?」
「ゴ、ゴム使わなかったけど……に、妊娠しちゃったり、しないの?」
「今は安全期。何となくわかる、もうすぐ生理が来るわ」彩友美は微笑みながら将太の頬を撫でた。「でも、絶対安全、っていうわけじゃないけどね」

「俺、」将太は顔を赤くしながら決心したように彩友美の目を見つめ、唇を噛みしめた。「もし、先生が妊娠したら、責任とるから」
「将太君?」
「俺、先生にうちに来て欲しい、って思ってる」
「え?」
「いっしょに暮らして。俺と」

 将太はまた彩友美の胸に顔を埋め、頬をその温かく柔らかい肌に擦りつけた。

「将太君……」
「だめ?」

 彩友美は将太を抱いた腕に力を込めた。「妊娠してなくても、行っていい? 貴男のところに……」

 将太は思わず顔を上げた。「え?」

「だめ?」彩友美は将太の口まねをした。
 将太は笑顔を弾けさせた。「も、もちろん。い、いいの? 先生」

「どっちがいい? 将太君は」
「え? どっちって?」
「貴男のお母さんとして来て欲しい? それとも、」
「奥さんとしてだよ、当然」
「そうか……そうだよね」
「決まってるじゃん」

 彩友美は将太の頭をそっと撫でながらぽつりと言った。
「私、さっきずぶ濡れの貴男にいきなりキスされて、決心したの」

「決心……した?」
「それが貴男との初めてのキス……。すごく情熱的で素敵だった……」彩友美は目を閉じた。

「大切にする。俺、先生を……」
「嬉しい……」


ずぶ濡れのキスの最初へ ずぶ濡れのキス 14 ずぶ濡れのキス 16 ずぶ濡れのキスの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前