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人妻の匂い〜男を狂わす淫香〜
【熟女/人妻 官能小説】

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匂い-3

 3日後に25歳の安川早苗が田宮に抱かれた事を自慢げに話していた。
 「昨日ね、田宮部長に抱かれたんだー!」
 「えー!?早苗も〜?」
羨ましがる女子行員達。
 「エッチ、超巧いし!私、前戯だけでイッちゃった!」
 「キャー!」
騒ぐ女子達の話を距離を置いて聞いていた奈緒。女同士のプライドだろう。既に田宮に抱かれた女子の話に輪をかけて自慢げに話している。
 「田宮部長ってあんなにたっぷりとクンニしてくれるんだね!もうおかしくなりそうだった♪もうメロメロでついつい生でしちゃった!」
 「え〜?もしかして中出し!?」
 「いや、さすがにそれは…。でも飲んであげたよ?その時の部長の気持ち良さそうな顔が超セクシーだったわぁ♪」
聞いているだけで恥ずかしくなる奈緒。きっと次に抱かれて自慢げに話す女子は中出しを自慢げに話すんだろいなぁと思ったりした。
 制服に着替え仕事を始める奈緒。田宮をチラッと見ると、さっき生々しい話を聞いたせいか、ドキッとしてしまった。
 (やだ…濡れてる…)
女の子達の話で色々妄想してしまった奈緒は無意識に濡らしてしまった。しかし性欲が高まっても見境なく誰でもいい訳ではない。そのような選択肢は奈緒にはない。あくまで旦那とのセックスに期待するのであった。
 (今夜は求めて来てくれるかな…)
奈緒の体は否が応でも熟れようとしている。それに加え欲求不満気味だ。自分の意思とは関係なく男を求めるフェロモンを発している。自分の全く知らないところで男を惹きつけてしまっている事に気付いていないのは本人だけだ。同じ支店に働く男性行員のみならずすれ違う男性達をも惹きつけてしまっている事など思ってもいなかった。特に支店内の男性行員達の性欲を刺激してしまっている危険な状態である事に気づかなかった事が奈緒の誤算であった。奈緒の知らないところで男性行員達は興奮を抑えきれず様々な行動に出ている。本人は若い子はたくさんいるのだからオバサンの自分なんて相手にされる訳がないと思い込んでいるが、熟れた体の美人の発するフェロモンに狂おしい程の欲望を抱かされてしまっている男性行員達なのであった。男性行員達は、実は奈緒に夢中だったのだ。


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