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困った子
【熟女/人妻 官能小説】

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困った子-7

 それから約二年、私はまこちゃんと時々甘美なひとときを過ごしてきた。むろん、夫は知らない関係である。秘密ではあるが不思議と罪悪感はない。それは、まこちゃんが夫の分身のような一体感を感じさせるからかもしれない。そして、大人になっても少年のような純真なはにかむ笑顔。突き上げる性欲があるはずなのに、燃える気持ちを抑制する健気さ。そんな彼の誠実な心が私の心に沁み込む心地よさとなって受け入れていたのである。


 食事をしながら楽しいおしゃべり。テーブルで向き合っているのだけど、ときおり手を触れ合い、ワインの酔いとともにソファに移動して寄り添う。少しずつ、少しずつ、融合していくように頬を寄せ、ワインを口移しにしてキスへと進む。
 そんな状況になってもまこちゃんは襲いかかってきたりはしない。喘ぐようにいきり立つおちんちんを見れば昂奮の激しさは明らかなのに、ぎりぎりのところで彼なりの節度を保っているということなのか。相変わらず真面目な子である。

 キスもまこちゃんから押し付けてきたりはしない。私が唇を寄せていくと合わせてくる。舌の絡め方もだんだん上手になってきた。
「オッパイ舐めて……」
乳房を出すと嬉しそうに微笑んで乳首をやさしく含み、舌でころころと転がす。左右交互に丹念に舐めてくれる。柔らかい舌によって乳首が立ってくる。強く吸ったりしないからふわふわと丸くて温かい快感が広がってくる。

 乳首を咥えたまこちゃんの頭を抱きしめて乳房を押しつけると快感はさらに膨らんで、裂け目はぐっしょり。このまま陶酔の沼に沈み込んでいってもいいのだけど、今度はまこちゃんを舐めてあげる。いえ、舐めたくなってくる。

 ズボンを押し上げている股間を掴んで擦る。それがフェラチオの合図だ。
「洗ってこようか」
「いいよ。あとでシャワー浴びようね」
 私もやさしく先端を舐め、唇で包むように含む。まこちゃんはぶるんと体を震わせて大きく息を吐く。
「おねえちゃん……気持ちいい」
目と目が合う。口をすぼめてゆっくり上下する。動きに合わせるように息が弾んでくる。

 それから二人でシャワーを浴びて蕩けるほどに絡んで互いを洗う。
体を拭うのも隅々を丁寧に、たとえばペニスやお尻のクレバスなどはハンドタオルで拭く。キスをしながらいとおしむように。まこちゃんも私をじっくり観察しながら滴のすべてを吸い取ってくれる。

 ベッドに仰向けになるのは私が先だ。股を開き、まこちゃんを見上げる。
「ツンツンして」
「うん」
まこちゃんは私の股間に顔を寄せてくる。
(ああ……はじまる……)
伸びた舌先が濡れた秘肉をつっつく。舐めるのではなく、初めはこうして印鑑を押すように押してもらう。皮をかぶったクリもツンツンしてもらう。もどかしい快感が少しずつ蓄積されてくる。
(ああ、じれったい……)
でも、それがいいのだ。
 腰を上げてお尻を見せるとまこちゃんは蕾にツンツンする。
「あ、まこちゃん……」
ツンツン……。
「ああ……」
(感じるぅ!)
体が熱い。

「ねじねじして……」
すると舌が丸まって蕾にねじ込んでくる。実際は入ってこないのだが、蕾を開こうとして押し入ってくる感じがするのだ。すごく気持ちいい。
「ねじねじ……」
もう一度言うと、今度は秘唇に刺さった。
「うう!」
彼の舌はふつうより長いのである。だからはっきりと挿入感がある。私は彼の舌を迎えると少年時代のまこちゃんのペニスが入ってきた錯覚に捉われてしまう。
「ああ、いいわ……」
誠の頭が私の股間で規則的に動いている。私のために一心に動いている。
(まこちゃん……あとでいっぱいしてあげるからね……)

「ちゅばちゅば……」
息が切れてやっと言うと、膣にささっていた舌が広がって割れ目全体を被ってくる。そして微妙な圧力を加えながら舐めつつ吸い込みが始まった。
 ちゅば、ちゅば、ちゅば……。
「まこちゃん!」
唾液と愛液の音が響く。

(まこちゃん、とてもいい子。とても可愛い子。だけど……)
「ああ!そこ、だめ!」
(とても、困った子……気持ちよすぎて、困った子)
離れられなくなっちゃう。……
 複合的な感情が快感の隙間を吹き抜けていく。
義弟、義姉、母性、男……。それはねっとり溶け合って解きようがない。だから私はまこちゃんを『ペット』と思うことにしている。 
「まこちゃん、好きよ」
「おねえちゃん、大好き……」
私が目で頷くと誠のペニスが迫ってきた。


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