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LADY GUN
【推理 推理小説】

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病んだ精神-10

 若菜は出張が大好きだった。たいてい隣の部屋に宿泊する石山に声が聞こえていたとは思わなかったが、家よりも断然心ゆくまでオナニーが出来るからだ。バッグには必ずバイブやローターを入れて出張に出かける。勿論一回だけでは終わらない。何度もオナニーする。
 「あ…、石山さんの部屋にデリ嬢が来た♪」
まだ絶頂の余韻が残る体を気怠そうに起こし耳を済ます。石山と女の子の会話が何となく聞こえる。
 「こんばんは♪玲奈で〜す。私みたいなギャルでいいですか?チェンジしますか??」
 「いやいや、俺、君みたいな金髪黒ギャル大好きなんだよ♪しかも巨乳ちゃんじゃないか!最高だよ♪」
 「良かったぁ!オジサマこそいい体してますね。美味しそう♪」
 「ガハハ!」
今まで見た事がない石山の姿に驚く。
 (な〜にが年頃の娘を持つ父親よ…。ただのエロ親父じゃん!)
可笑しくなってしまった。どうやらこのホテルは壁が薄いみたいだ。今までここまではっきりと会話が聞こえた事はなかった。女の子の喘ぎ声が聞こえる程度であったが、ここは会話がバッチリ聞こえる。人の性を盗み聞きしていると再び興奮してきた若菜。石山のプレイを聞きながらベッドの上に立ち壁に背中をつけ股間を弄る。
 「即尺しますか?♪」
 「それより先に即ナメさせてくれ!」
 「えっ?や〜ん!オジサマのエッチ〜♪」
ピチョピチョピチョピチョと音がする。
 (石山さん、イヤラシー!いきなりアソコ舐めてるんだぁ!さすが攻めの石山!夜もガンガンね!)
ドキドキしてきた。次第に本気になっていく玲奈の喘ぎ声にムラムラしてしまう。
 (ヤバい…、下手なAVより興奮する…。)
若菜は目を閉じて石山が金髪黒ギャルの股にむしゃぶりついている姿を思い浮かべた。石山がどんな顔をしているのか、玲奈はどんなに気持ちがいいのかを想像すると、若菜の指先は魅惑的に動き出す。ふと目を開けるとその姿が鏡に映る。服を乱して立ちながら足を開き股間を弄る自分。
 (エロい女…)
立ちながらオナニーする自分を素直にそう思った。
 「オジサマのも舐めさせて…?ああん…」
二種類の啜り音といやらしい声が聞こえて来る。
 (シックスナインしてる…)
男女が同時にお互いの性器を舐め合う様子を妄想する若菜はさらに興奮が高まる。指で性器を弄りながら指をくわえる。
 「オジサマの…立派…。チュパッ」
 「だろ?自慢の息子さ。」
 (石山さん、おっきいんだ…。)
石山のという訳ではないが、立派なペニスを想像すると口が寂しくなる。若菜はバイブを取り出し口にくわえる。
 「ハァハァ…んんん…」
舌がなまめかしくバイブに絡みつく。涎をたくさん含んでバイブにしゃぶりつく若菜。
 「チュパッ…チュパッ…」
フェラチオをしている妄想でクリトリスを指で撫で始めた。
 「んあっ…!」
腰がカクンと崩れる。膝をガクつかせながらも何とか支え快感に身をくねらせる若菜だった。


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