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LADY GUN
【推理 推理小説】

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終わらない物語-8

 田口の顔から笑みが消える。
 「おまえも苦労をして立派な刑事になったつもりだろうが、俺はおまえよりも憎しみを強く抱き、そしておまえよりも多くの事を学んで来た。おまえの苦労なんて俺にしてみればレイプされる女のように些細なものだ。おまえはいくら頑張っても俺には勝てない…。」
田口はLADY GUNを投げ捨てた。同時に静香は唇に嫌な温もりを感知する。そして顔にかかる生温かい鼻息…、目の前に田口の目が見えた。
 「んっ…!!」
唇を奪われた事にようやく気付く。思わず顔を背けようとするが、頬を両手でガッチリと抑えられ逃げられない。
 「んん…!!んん…!」
及び腰の静香。頬を押さえているいるだけで静香の体を押さえつける強力な力だ。唇が離れない。荒々しく卑猥に唇を奪う田口。恐怖に怯える自分の顔が田口の瞳に映る。
 舌がギュッと閉じる唇を激しく這い回る。唇を割って入ろうとする田口に必死で抵抗する。
 「止めろぉぉ!!」
叫ぶ俊介の声も届かない。必死でもがく静香。
 「舌入れさせろ!馬鹿女が!!」
唇が離れた。
 「嫌ぁぁ!!」
性器をいじられた事よりも俊介の前でキスをされた事の方がショックだった。
 「嫌じゃねぇよ、皆川静香…!」
田口の手が制服のブレザーの胸元から力強く引き下げられる。
 「きゃあ!!」
続いてシャツのボタンが弾け飛ぶ。静香の胸元は黒ピンクのブラジャーのみになる。眩しいぐらいの白柔な肌が露わになっ。
 「いい体してるぜ!全身舐め回したいぜ!」
田口は静香の首筋に吸い付き舐め回す。
 「んあっ…!嫌…!」
 「嫌じゃねぇんだよ、皆川静香!」
ブラジャーもろとも胸を掴み荒々しく揉み上げる。
 「止めて…止めて…!」
頭がおかしくなりそうだった。左手で後ろから肩に回され掴まれているだけで動きを封じられる。右手で激しく揉まれる胸はすぐに赤みを増した。
 「柔らけぇオッパイだなぁ。ハァハァ…、こりゃ彼氏も夢中になってオッパイ揉むわ!」
 「きゃあ!」
ブラジャーをグッと押し上げられると、静香の美しい乳首はあっけなく公衆の面前にさらされた。


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