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LADY GUN
【推理 推理小説】

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終わらない物語-4

 静香は佐智子がくわえる直前に目を逸らした。
 「ほら音立てろよ!おまえバキュームフェラ、得意だろ?」
覆面男に頭を叩かれる。怯えた佐智子は汁音を立て始める。
 「ククク、彼氏もあんなジュポジュポされたらすぐイッちゃうよね。」
 「どこまでも卑怯ね…。」
睨み付ける。目つきが鋭くなったのは俊介が違う女にしゃぶられているジェラシーが含まれているからだ。
 「卑怯も何も、おまえも同じだろ。」
田口はいきなり静香のスカートを捲り上げた。黒ピンク豹柄パンティーは勿論、太股に巻き付けられたベルトの内股に装備されていた拳銃が露わになる。
 「…!まさか…初めからそこに銃を仕込んで来るだろうと読んで私の部屋からパンティーを…?」
ニヤ〜っと笑う。
 「そこまで読み切れないよ〜。フフフ。」
 「…」
明らかに読んでいた表情だ。改めて田口の凄さを感じた。
 「残念ながらこれは没収ね。ククク、後でオマンコに突っ込んでやるからな?ヒヒヒ!」
田口が婦警の性器に銃を挿入し屈辱的な言葉を浴びせていた映像を捜査で見た事がある。その辱めを受けるのかと思うとゾッとした。
 「しかし婦警さんのパンチラってたまんないよな。いい足してるぜ。今すぐフトモモをベロベロ舐めたいぜ!」
 「!?」
静香は慌ててスカートを降ろす。
 「ほら、彼氏もいい事してるんだから、こっちもしようぜ?」
獣が極上の獲物を目の前にして涎を垂らすかのような表情をする田口に鳥肌が立つ。
 「あなたの頭の中、一回見てみたいわ…。いいわよ、ヤラせてあげるわよ…。」
静香は怒りの表情で田口を睨みつけた。
 「ハハハ!ヤラせてくれるってよ、俊介く〜ん!!」
小馬鹿にするような声で俊介に向けて言った田口。
 「止めろ〜!静香、止めるんだ…!っっ!くっ!!」
俊介の顔が歪む。
 「アハハハ!彼氏、大事なとこでイッちゃったみたいだよ?ククク!」
静香は田口を睨み付ける。動揺を必死で押し殺した。
 「もう関係ないわ?これは私とあなたの問題だから。」
冷たく低い声で田口に向かって言い放った静香だった。


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