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LADY GUN
【推理 推理小説】

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終わらない物語-5

 開き直りきっていない静香の表情が田口にとってグッとくる。ゆっくりと手を伸ばす田口の手が静香の顎に当てられた。
 「気持ち良さそうな唇だ…。こんな唇でチンポくわえられたらたまらないよね…。俊介くんはいつもこの唇にくわえられて昇天してたんだ…。羨ましい限りだよ。こっちは高田さんを失った悲しみに暮れていたのにね、ずっと…。」
物欲しそうに静香の唇を見つめる田口。
 「何が悲しみに暮れていたよ…。たくさんの罪のない女性達に苦しみを与えていたくせに…。」
 「苦しみじゃないよ。快感を与えてやってたんだよ。だってみんなアンアン喘いでオマンコぐっちょり濡らしてたしね。フフフ。」
 「最低…。」
静香は田口に負けじと鋭い視線を送る。不敵な笑みは相変わらずの田口。性犯罪者らしからぬ端正な顔立ちだが瞳の奧には無気味な物を感じさせる。
 「婦警さんのフトモモ…。」
顎から外した手が静香の膝上に接触する。
 「ゾクゾクするぜ…。」
スカートを巻き上げながらゆっくりと太股を這い上がる。
 「スカートもこのぐらい捲れ上がるといよいよ興奮してくるぜ…。」
太股の半分くらい捲れ上がった所で手が内股に入り込む。
 「ンッ…」
ピクンと反応する静香。内股をいやらしく撫でてくる田口を冷たい視線で見つめる。
 「ヘヘヘ、どんなに頑張ってもオマンコ触られればアンアン言っちゃうんだから我慢するなよ。」
 「誰があなたなんかに…」
 「だよねぇ?刑事として追い求めてる性犯罪者に愛撫されてアンアン言ったら恥だもんなぁ?まして彼氏の前でさぁ…。」
田口の手がパンティーの上からそっと股間部に当てられた。
 「ンッ…」
またもビクンとしながらも睨み続ける。
 「気の強い女はいいよね!そんな女をアンアン言わせるのがまたいいんだよね。」
 「趣味悪いわね…。さっさと犯したらどうなのよ…?」
 「いやいや、待ち望んだこの瞬間だ。あっさり終えたらつまらないよ。だからじっくりと皆川静香に屈辱と絶望を味あわせてやるんだよ。彼氏にもさぁ、静香ちゃんが絶頂するまでじっくりと見せてやらないとね。おい彼氏くん!俺のテクニックをちゃんと見てろよ?君の下手くそなセックスの参考にしろよ!」
 「うるせぇこの野郎!!」
怒り狂う俊介を見て笑う。
 「負け犬の遠吠えにしか聞こえねぇ〜!ハハハ!おい、篠原由実にしゃぶらせろ!フェラチオ巧いからなぁ。静香ちゃん、おまえは篠原由実のフェラチオを参考にしろよ?見てらんねぇからなぁ、静香ちゃんのフェラチオは!」
 「大きなお世話よ…。」
 「ククク、じゃあ彼氏の代わりにお世話してやるか、静香ちゃんのカラダを、ね。」
田口の目つきが変わった。


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