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疼くの……
【熟女/人妻 官能小説】

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湯の香仄か-1

 疼くの……疼いちゃうんです……。


 初めて夫以外のペニスを受け入れて、私のプッシーちゃんは、ますますとろとろ、めろめろの毎日になった。
(健吾くん……)
若いカチカチの肉棒。しかも腰が抜けるほど抜き差しされて、おまけにお尻にまで入れられて、翌日になっても股間全体が熱をもってる感じだった。
 そのせいなのか、昼寝をして目が覚めると、
(あれ?)
濡れているのがわかった。
 指を入れてみると、掬えるほど満ちていた。もうぐしょぐしょ……。
(なんで?……こんなの初めて……)
指先の蜜をぼんやり眺めながら、ふと、夢をみていたのかもしれないと思った。憶えてはいないのだけれど、あの激しいセックスが夢で甦ったのではないか?そうでなければ昼寝をしただけでこんなに濡れるはずはない。

(ああ……)
思い出したらまた疼いてきた。
 それにしても健吾はすごい。初体験で自在にコントロールできるなんて。頭の構造はどうなっているんだろう。彼のお嫁さんになる人は幸せなのか、それとも……。

 私の手は自然と下着をくぐっていた。繁みをそっとかき分け、裂け目に中指を浸す。
(気持ちいい……)
いつものオナニーより感じるのは健吾を思い浮かべていたからだ。心の深層にくすぶる夢の残り火が炎となったのだろうか……。

 あの日以後、三回訪問している。健吾は微塵の動揺すら見せない。初めてセックスを知ったのだからきっとまた私を求めてくる。そうしたら家庭教師としてどう対するべきか、あれこれ考えていた。大人の責任として少年を迷わせてはいけないし、本音をいえば抉ってもらいたい欲望もある。でも、これって淫行ってことになるんじゃない?どうしよう……。本気で考えていたのである。
 ところが健吾は何事もなかったように真っ直ぐ前を向いて勉強一筋の横顔をみせるばかりであった。
(母親が在宅だからか?……)
 私も知らん顔を装っていたが、つい、おずおずと訊いてみた。
「健吾くん……この前、変なことしちゃって、ごめんね」
健吾は真顔で私を見据えた。

「あれはぼくが望んだことです。謝まるとしたらぼくの方です。失礼しました」
「いえ、先生は大人なんだから、やっぱり責任感じちゃうのよ」
「了解の上でセックスをした時点でお互い対等でしょう。気にしないでください」
「でも、勉強に影響したら……」
「ご心配には及びません。先生のおかげで女性器を知ることができましたし、アヌスまで経験できました。もう一応疑問点は解消しましたので勉強に専念することができます」
「あの、性欲に困ることないの?」
「その時は処理するまでです。またわからないことがあったらご指導ください。勉強に入りましょうか」
「ええ……」
私は言葉を失ってしまった。末恐ろしい少年だと思った。
 恥ずかしいけど、ご指導くださいと言われて嬉しくなってしまった。

(早く何か訊いてきてくれないかな……)
膝を上げ、指にべっとりと蜜をまぶしたまま尻の蕾に触れた。菊筋をなぞる。
(ここにも入っちゃったんだ……)
むずむずと快感が生まれる。
(ああ……あんなおちんちんが入っちゃう……)
昂ぶってきて、たまらなくなった。

 パンツを脱いでソファに横になると本格的にオナニーモードに突入した。
脚を開き、両手でふっくらと盛り上がる大陰唇を揉み上げる。溜まっていた蜜液が溢れて、とろり……会陰を伝って流れていく。
(もうすぐお尻のすぼまりに届く……)
たらり……つつっと垂れていく……。くすぐったい……。

 ぬめりを塗りつけ、お尻の穴をぬるぬる擦る。もう一方の手はクリに触れる。
「う……」
痺れる。快感が電磁波となって拡がった。
 コリコリと小刻みに撫でていく。心地よさのさざ波が立ち、間もなくうねりとなって全身を揺さぶってくる。

 クリから秘唇へと移って、女壺に指を挿していった。
「いい……」
(力が……抜けちゃう……)
根元まで入れて、引き抜き、人差し指を加える。
「うう……」
ペニスの感覚が脳裏に浮かぶ。お尻への愛撫も同時進行だ。
(気持ちいい……)
連動して感じる。

 淫液はとめどなく溢れてくる。指を動かすくちゅくちゅと淫猥な音が昂奮を煽って、
(ああ、イキそう……)
息が乱れ、苦しくて口を開き、目を閉じる。頭の中がぐるぐる回っている感じだ。
 追い込みは親指で、クリを……。
 コリ、コリ。
「ああ!いっちゃう……イク……だめ、やめて」
自分でしているのについ口走って、歓喜の渦に巻き込まれていく。

 直前の指の動きは激しく膣壁を抉り、妖液を散らすほどめちゃくちゃになった。
大きくのけぞって、痙攣に翻弄された。
「くうう!」
体は煽られ、何度も波打って、私はその反動を押さえ込むように奥深く指をさし込んでいた。

 終わった後、いつものことだけど、気持ちよかったのに空虚な空間に陥っていく。呼吸が整って脱力感に朦朧としていると、やっぱり縋る相手が必要だと思えてくる。掻き抱き、ぶつけ合い、絡み合ってこそ脳髄に響き快楽になるのだろう。
(あなた……)
あえて健吾の冷徹な顔を振り払った。


  


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