投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

わたし、は、てんし
【痴漢/痴女 官能小説】

わたし、は、てんしの最初へ わたし、は、てんし 24 わたし、は、てんし 26 わたし、は、てんしの最後へ

Eわたし、は、てんし-5

めぐみちゃんはサラさんと同じですごく理屈っぽくて自分のことしか話さない人でした。

頭の悪い私だったけど、なんか気が付くことがあったんです。

この頃になると、めぐみちゃんやサラさんの理屈っぽい自分語りを聞いてると、なんか私、悲しくなるようになったんです。

ああやって、自分のことを理屈っぽく説明してるのって自分に嘘ついてるんですね。そうやって理屈を積み重ねて、自分の心を守らないと壊れちゃうかもしれないなんて思ってるのかなあ?

よくよく考えたら、自分がしたいって思うこと、理屈じゃ説明できないよね…。好きとか嫌いとか、したいとかしたくないとか、追求してくと、理屈じゃ説明できないと思うのね。

でも、あの二人はそんなことを必死になって理屈で説明しようとしてる。

多分だけど、あの二人には、したくないけどしてしまう、とか、やりたくないけどやってしまう自分がいるんだろうなあって。

だから、あの二人が私にはすごく不安定に思えるんです。ふたつに分かれた心が摩擦を起こしてるような気がして…。

でも、私にはどうしようもできないです。それがすごく悲しいです…。


わたし、は、てんしの最初へ わたし、は、てんし 24 わたし、は、てんし 26 わたし、は、てんしの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前