帰路-1
―19:23 桐青館女学院校門前―
「‥ん…はぁ…。あ‥あぁ…。」
「うふふ♪そんなに声を出してちゃ誰か来たら気付かれちゃうわよ?」
「…そんな…もう許してくださいお姉様。」
事の始まりは30分ほど前に遡る
―18:58 別館二階トイレ―
恥ずかしい秘密を知られてしまった私はお姉様におもらししたままの姿で家まで帰るように命令されたのです。
「でもただ帰るだけっていうのも退屈よね。…そうだ♪」
そう言うとお姉様は鞄をガサゴソとあさる。
「はい!コレをつけて。」
取り出したのは小型のリモコン式ローターだった。
「オナニー途中で止めて中途半端になっちゃったでしょ?これで気持ち良くしてあげる」
「いやぁ‥今そんなのつけたら家まで保たないよぉ…。」
しかしお姉様は聞く耳持たずショーツをずらしローターを押し込む。
「あん‥やぁ…。」
「うふふ…本当は嬉しいくせに。紗雪は私のペットなんだから。言うこと聞かなきゃお仕置きしちゃうわよ?」
恥ずかしい秘密をばらされた後の悲惨な自分の姿が一瞬脳裏をよぎり、私はあえなく抵抗を諦める。
「はい、準備オッケー♪じゃあそろそろ行こっか?」
―19:32 通学路―
時間も時間なので道に人通りは少ない。それでも比較的広い通りに出るとたまにすれ違う人や車などが現れるようになる。
「ホントいやらしい子ね。うんちおもらししたままローターくわえちゃって。変態。」
お姉様は人がいないときにこんな風にそっと耳もとで囁きローターの振動を上げ私を責める。
「さっき通った人、紗雪のうんちの匂いに気付いたみたいよ。追いかけてこないかしら?」
「…もう許してください‥お姉様。」
ショーツから滴った愛液はライトグリーンのニーハイソックスにまで達している。
注視したらニーハイソックスが湿り気を帯びているのがわかるかもしれない。
「…ひぅ!」
自宅が近くなってきて再び人通りがなくなるとお姉様はスカート越しにお尻を触ってくる。
「ホントすごい量。何日分?」
「……四日分です。」
「うふふ、やっぱり変態ね紗雪は。」
―19:47 自宅前―
「家…着きました。」
そこには小さいながらもまだ真新しい二階建ての家があった。
まだ建てられて間もない築2〜3年といったところだろうか。
元々このあたりはベッドタウンとしての開発もまだ途上の為、家と家の感覚も広く空いていてゆとりがありそうだ。
「そうね、じゃあ中に入りましょ。」
「えっ?」
「家にはお母さんと二人暮らし。平日お母さんは仕事で帰宅は深夜になる。だから今家には誰もいない。そうでしょ?」
「どうしてそんなこと…?」「言わなかったっけ?ストーカーだって。さ、こんなとこで立ってたら近所に怪しまれるわよ?」
確かにお姉様が帰ってくれる気が無い以上、外で立っていても仕方ない。
私は鍵を開けドアを開いて中にお姉様を招き入れるのでした。