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汚飾症候群
【フェチ/マニア 官能小説】

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開放-1

―19:54 自室―

部屋は落ち着いたオフホワイトの内装に暖かみのあるナチュラルカラーの家具で統一されている。
綺麗に整理されているが女子高生の部屋にしては少し大人びた印象だろうか。
「はぁはぁ…お姉様‥もうコレ取っても良いですか?我慢出来ないんです。」
「あら?気に入らないの?やっと家に帰ってきたのだから気兼ねなくさっきの続きすれば良いじゃない。」
「でも…そんなこと‥。」
「紗雪は何か勘違いをしてるみたいね。」
フッとお姉様が声音を和らげてそう言った。
「私は紗雪ちゃんのこと好きよ。紗雪ちゃんのどんな姿を見ても軽蔑なんてしない。愛しているもの。」
「だから私には何も隠し事しないで。紗雪の全てを私に曝け出して。あなたを受けとめることが出来るのは私だけなのだから!」
学校のトイレで見つかったときでさえ直視出来なかったお姉様の顔を初めてちゃんと見る。
お姉様の瞳は真っ直ぐで真剣そのものだった。
嘘をついているようには見えない。
私の偏執的な本性を知ってそれでもなお私を愛するという人が目の前にいる。
私が本性を曝け出すことをその人は望んでいる。
それならば…私は……。

「お姉様‥本当に良いのですか?」
私の最後の確認にお姉様は柔らかな微笑を浮かべて頷く。
「いつもしてるみたいにしてごらんなさい。」
私は無言で頷きお姉様の前でゆっくりとスカートだけを脱ぎ落とす。
左手はお尻にやりショーツ越しにうんちを撫でまわす。
同時に右手は股の間に入れて同じくショーツ越しに中にあるローターを弄りまわす。
「んっ!気持ちいい…おもらしオナニー気持ちイイよぉ!」
ふとお姉様を見ると優しく微笑みながら携帯をこちらに向けている。
動画を撮っているのだろうか?
「いやぁ‥紗雪の変態オナニー撮られちゃうよぉ…。」
両手の動きはどんどん激しくなり糞便の匂いも強くなる。
部屋には紗雪の鼻にかかった甘い息遣いと粘着質なグチュグチュという音だけが響き渡る。

まさかこんなにうまくいくなんてね。
紗雪のお姉様こと桐青館女学院三年藤堂翠は心の奥でほくそ笑む。
たぶんこの子自身誰かに支配されたいという願望が元々あったのだろうけれど。
まだ続いている紗雪の痴態を携帯で撮りながら翠も自身の秘所とクリトリスを激しく擦り上げる。
「これから仲良くしましょうね?おもらしマゾの紗雪ちゃん。」
一人呟く翠の声は自らの嬌声で紗雪のもとには届かずかき消されてしまうのだった。


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