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煌めきのした
【OL/お姉さん 官能小説】

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煌めきのした-2

ベッドの上に転がされるとなされるがままに脚を開いて、そこに指を入れられる。
二本の指に誘われて、やがてそこはぬめりに溢れだしくちゅくちゅと卑猥な音を立て始める。

指を受け入れた膣孔は収縮を繰り返し、その頃になると私はもう頭の中が白くもやけてしまって何も考えられなくなるのだけれど・・・
本当はそうする事で現実を何かにすり替えられないものかと模索しているようなものかも知れない。

はじめの頃はそれが恥ずかしくて、指先が蠢くたびに腰を揺すって逃げ出したくなったものだけど思えば抵抗しようとするだけの思考は働いていたに違いない。
熱い吐息が腋から胸へとにじり寄り、乳首を吸われると体がきゅうっと縮みあがる。
彼はそうした反応を眺めて愉しむのが好きだった。

「私の体好き?」

傲慢な問いかけを投げかけてみる。
そうする事のみで女は安心すると思い込ませておきたい。

「綺麗だ・・それにいい匂いがする。」

似たような答えを私はたくさん持っている。
イミテーションのジュエリーをひっぱり出して眺めるのに似ている。
本物だって偽物だって、私にはどうでもいい事なのだ。たくさんある事ともうすっかりそれに飽きてしまっている事に変わりはない。

股間に吐息がかかると私はクッションの片隅を握りしめた。
何十回も見飽きたそこを彼も同じような気持ちで眺めるのだろうか?・・・

「あ・・ぃ・・気持ちいい・・」

舌が織り成すなめらかな感触は瑞々しさにほのかに感じる山梨の甘さに似ていると思う。
男と女・・・裸にならなければ伝わらない感覚なのだ。

アソコに飽きてしまうと硬くなったペニスを挿入してくる。
時にはもう少し甘みをあじわっていたい時もあるけれど、時間もそうそう余りあるわけではないし私も往々にして文句も言わない。
このとき私は彼の形をその柔らかな粘膜の中でしっかりと確かめようとする。
女のアソコは惚れた男の形に変化するという話をどこかで聞いた。
久しぶりに抱いた女に何か違和感を覚えたなら、それはもうすでに別の男のものになっているという猥談なのだけれど、そんな話がもし本当だったら私のアソコはこの男の形にフィットしているのかも知れないとこの時いつも思わされる。

「ん・・ん・・もっと奥まで・・奥までついてぇ・・・」

丸い先端が子宮を揺ろぐ。そのひきつりは腰から背中まで激しい刺激を響かせて、淫らな言葉を捜しあてる。
少し動きが鈍るのは彼が射精を我慢している証拠。
私は意地悪して、もっと挑発的に体をうねらせるのだった。

「ねぇ・・中にだしてみる?」

「どうして?」

「だって・・気持ちいいんでしょ?」

膣孔をきゅぅっと絞めこんで口移しに囁いてみた。触れ合う唇が微かに震えている。
ふいにそう言ってみる。彼がどんな反応をするか見てみたかった。
男はこういう時に意外そうな表情をするものだった。
多くの男たちは膣内射精に憧れると聞いた事がある。それはたぶん生殖本能からくるものだとすれば、とってもセクシーに感じる。

もともとセックスは生殖のためにする事なのだ。私たちはそもそも取り違えているのかも知れない。


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