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『STRIKE!!』
【スポーツ 官能小説】

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『SWING UP!!』第16話-28

「う、葵の、口の中、熱い……」
「ん、んむ、ん、んんっ……!」

 ぬぷぬぷっ……

「う、ぉ……!」
 先端を包み込んでいた“熱気”は、一気に誠治の“巨身”全体に広がった。その根元まで、飲み込まれるように、一気に葵の口の中に収まったのだ。
「ん、んむぅっ、んふっ、ん、んっ」

 ぬぷっ、ぬぷるっ、ぬぽぬぷっ……

「んっ、んっ、んぅっ、んぐっ、んんんっ……!」
「うっ、す、すごい感触だよ、葵っ……!」
 喉の奥まで使うような、激しい“ディープ・スロート”である。葵の舌の艶かしい感触が、“巨身”の裏筋を擦りたて、官能の熱さを帯びた呼気が、敏感を極める誠治の先端に何度も振りかかった。
「んふ……ん、れろぉ……ん、んむぅっ……」
「あ……あぁっ……!」
 葵の舌が、螺旋の動きを描いて、誠治の“巨身”に絡み、そのまま飲み込んでいく。
「葵の舌が、たまらないよっ……あ、うっ……くっ……!」
 自律した舌の動きが“巨身”の隅々を嘗め回してくるので、膣内にいるときとは違う、縦横無尽の刺激が与えられ、誠治は、声を挙げることしきりであった。
「んふっ……ん、んぬるっ……ン、む、ん、ンぬっ……!」
 葵のスロート・アクションが、ますます激しくなった。誠治の反応を見て、もっとそれを引き出したいと、思っているのだろう。
(うわっ…)
 葵の上目遣いには、これまでの縋るような眼差しとは違う、凄まじい“女の色気”があって、誠治はそれを見ているだけでも、一層の快楽が募ってきた。
「葵!」
「!?」
 誠治は堪らなくなり、自らの内奥から吹き上がる官能に煽られるまま、葵の頭を両手で抱えると、口の中に己を埋没させたまま、その腰をひと突きした。
「んぐぉぅっ……!」
 喉を突かれた葵が、色気溢れるその瞳を瞠目させる。
「んふぐっ……ふっ、んふっ……ふっ、ふぅっ……!」
 口が塞がっているので、あらぶる呼気は鼻腔を通って、その鼻を何度も鳴らした。
「葵……葵っ……!」
「!」
 誠治の腰が、激しく前後する。葵の口の中でその“巨身”が躍り狂い、自分のペースでしゃぶっていたときとは違う、なにか“征服”されるような感覚に、葵の身体が愉悦で震え始めた。
「す、すまないっ……腰が、止められないっ……!」

 ごぷっ、ぐぷっ、ぐぷぐぷっ、ぐぷぅっ……!

「おふぅっ、んぐっ、んぉぅっ、んふ、んふっ!」
「あ、ああっ、葵の口も、震えて……たまらないよっ……!」
「ンぐぉぅっ、オ、おぅっ、んっ、んぅうぅっ!」
 普段の葵からは想像もつかない、その嗚咽もまた、誠治をひどく興奮させた。
(くっ、僕は、ひどいことをしている、のに……!)
「んぉぅっ、んぐっ、んむぐっ、んんっ、んんっ!」
(葵の目が……葵の目が、僕を、狂わせるっ……!)
「ごふぅっ、おうっ、おぉぅっ、んぐぉおぉぅっ!」
 葵の口を、犯しているような気分なのだが、それでも誠治は、腰を止められなかった。
「あ、葵ッ、出るッ、出そうだ、葵っ……!」
「ん、んぅっ、んっ、んんっ……!」
「出しても、出してもいいかい……キミの口の中に、だしてもっ……!」
「んぅっ、んぅっ、んんっ」
 喉の奥を何度も突かれ、えづきにも似た嗚咽を繰り返す葵は、その頭を何度も縦に振った。誠治の全てを、受け入れる意思があるということだ。犯されるように口の中を無尽に突かれながら、葵は、誠治の全てを受け止めているのだ。
(ああ、葵……葵……!)
 醸し出す色気と、変わらない健気さに、誠治はもう、我を忘れた。
「葵、出るっ……もう、出るよ、葵っ……!」
「ンンッ、んんうぅうっ!」
 “出して”と言うような、葵の呻き。
「う、あっ、ああっ!」

 どびゅるるるっ、どぶどぶどぶっ!!

「んんぅううぅぅぅうぅっ!!」
 葵の口の中を、瞬く間に質量のあるもので満たす、強烈な射精が始まった。
「あ、あぁ……ああぁ……」

 びゅるっ、びゅるるっ、びゅる、びゅる、びゅる……

「気持ちが、いい……すごいよ、葵……」
 一週の間をおいた後の、最初の“発射”であったから、装填されていた精の濃度も相当なものだという自覚がある。
「んくっ、んぐぅっ、ん、んぐ、んぐ……」
 それでも葵は、口を離そうとはせず、喉を何度も鳴らして、誠治が放出した“高濃度生命体”を、そのまま嚥下していた。

 ちゅるっ、じゅるるっ、じゅる、じゅる…

「うっ……」
 それだけでなく、口の中で暴れまわった誠治の“巨身”を、何度も舌で嬲ったり、吸い上げたりして、射精の名残を余さず取り込もうとしている。
「葵……最高だ、葵……」
 何処までも健気なその姿勢に、誠治は、我が身の幸福を思った。


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