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『STRIKE!!』
【スポーツ 官能小説】

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『SWING UP!!』第16話-27


 浴槽の縁に腰を下ろし、“足湯”を楽しむような姿勢となった誠治の股の間には、“巨身”が鎮座ましましていた。
「せ、誠治さんの、おち×ちん、すごい……」
 葵のしなやかで長い指が、脈動するその“茎”の部分を、軽く握り締めている。そこから伝わる熱気と固さに、葵の瞳が妖しく濡れていた。
「目つきが、いやらしいね」
「も、もうっ……しらないっ……」
 葵の頬が膨れたかと思うと、“茎”を握っていたその指が、上下にスライドした。
「うっ……」
「今日の誠治さん、ちょっと“お仕置き”が必要です」
「って、なんで、う、うぉっ……」

 しゅっ、しゅっ、しゅっ…

「あ、葵、そんなに、いきなり……」
「お仕置き、ですから」
 さっきは“慰める”と言っていたはずなのに、誠治の“巨身”を扱く葵の手つきは、明らかに、速やかな射精を促そうとするものであった。
「エッチなところに連れてきて、お風呂の中で、エッチな格好で、わたしに、お、おなら、まで、させて……」
 膨らんだ頬は、しかし、妖艶な色合で紅く染まっている。
「そんなわたしを見て、こんなに、おち×ちんをおっきくしている誠治さんには、“お仕置き”しないと、いけないんです……!」
(う、ううむ…)
 しかし、いつしか誠治の“巨身”を撫でさするその指の動きは、葵の言葉とは裏腹に、ひたすら相手を気持ちよくさせようという、“慈愛”に満ちたものとなっていた。
(“お仕置き”じゃなくて、“ご褒美”になっている気もするけれど)
 それを言うと、葵がまたヘンな方向に機嫌を損ねかねないので、誠治は苦笑するだけで黙っておいた。そもそも、葵の指が艶かしく、興奮しきっている“巨身”の上で躍っているという心地よさに、恍惚としているところだ。
「あぁ……葵……」
「誠治、さん……きもち、いいんですか……?」
「ああ……葵の指は、最高だな……」
「ふふ……“お仕置き”に感じるなんて……いけない、ひと……」
 何処か熟達したような、男女のやり取りを、二人はしていた。
「おち×ちんのさきっぽから、ぬるぬるしたものが、いっぱい出てますよ……」
「うっ……」
「堪え性の、ないひと……」
「くっ、そ、そう言われても、な……」
 その華奢な指先で優しく、敏感になっている“鈴口”に触れられれば、透明な“先走り”も止め処なく溢れるというものだ。
「このぬるぬるで、おち×ちんを濡らして、もっと、たくさん、こすってあげます……」
「う、うぉ……あ、葵……!」
 “先走り”を指にだけでなく、掌全体にも塗りこめて、葵は“茎”を扱きあげる動きに、更なる妖艶さを加えていた。
「誠治さんの、おち×ちん、びくびくしてます……」
 はぁ、はぁ、と、興奮した息遣いを交え、脈動する誠治の“巨身”を見つめながら、葵は恍惚としている。
「誠治さん……おち×ちん、舐めて、欲しいですか……?」
 涎を垂らさんばかりに先端を見つめ、それを欲しがっている葵の“上目遣い”は、たまらないぐらいに誠治の官能を刺激した。こんなにも、“性の戯れ”に積極的になっている葵は、初めてかもしれない。
(場所が場所、だからかな……)
 葵と一緒に“ラブホテル”に入ったのは、もちろんこれが初めてだ。彼女の身体を抱きしめて、何度もセックスを重ねてきたのは、誠治の部屋(※浴室含む)が全てだったから、そうではない場所で、こうやって乳繰りあっていることが、強い興奮を引き起こしているのだろう。
「舐めて、欲しいですか……?」
「ああ……舐めてくれるかい、葵……」
「はい……たくさん、舐めて、あげます……」
 言うや、ためらいも何もない様子で、葵はその唇を更に大きく開き、透明な先走りでコーティングされ、濡れ光っているその先端を、口の中に含み入れた。


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