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それから
【調教 官能小説】

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1日目-5

◆◆◆

 男とのセックスは、なかなかアクロバットな体位が多いです。燕返し。四十八手と呼ばれる、江戸時代に作られた48個の体位のうちのひとつです。私がベッドにうつぶせになると、男は私の右足を抱えあげました。片足だけが反り返り、男がぎゅっとそれを抱きかかえて固定します。ブルマを少しずらすと、開かれた股間には汁が溢れるトロトロの蜜壺。左足の太ももの上に座り、穴に棒が挿し込まれました。右足がグイと引き寄せられ、身体が左に傾きます。さらに右腕を手で持たれ、右半身が大きく反り返る形になりました。体操でもしているようで、もしかしてそのために体操着を着せたのかと思いました。

 「これはいいなぁ、膣の形が独特でたまらないぞ」
 深いピストン運動が繰り返されました。この体位だと、ペニスがかなり奥深くまで突き刺さり、私の下腹部で大きな存在感を放ちます。
 「うあぁあああ、あうっ、んああっ…!」
 船の帆のように反り上げた右足を抱えて、男は私の身体の舵をとります。なすがままにされるしかない下半身。その真ん中にある穴に向けて、ただひたすらにおちんちんを打ち込みます。一点集中。激しい振動で脳まで揺さぶられるような心地がします。

 「ああんっ、あっ、いやぁあああああああああ…!」
 男が腰を振り、それに共振するように私の身体全体が揺れ、私も腰を振ってしまいます。激しいぶつかりあいが私の膣の中で行われて、間断なく潤滑油の愛液が分泌されていきます。深い挿入感で、まさしく犯されているという表現がよく似合います。
 「脚の先まで火照ってるぞ、有理。気持ちいいか」
 「あんっ、ううぅ…はいぃ、き、きもちいぃ、です…!」
 男の下が私の右足を這いました。ねっとりとふくらはぎを舐めあげられます。ピストンのたびにプルプルと震える太ももの肉を、男は胸にするような手つきで揉みしだいてきました。
 「ああっ、あぐっ、き、きもちいいぃぃ…!」
 痛いぐらいに右足を反り返らされながら、地震のようなエネルギーで身体をこすりあわせました。

 「オラッ、次は仏壇返しだ。立てっ」
 強烈なピストンを繰り返し打ち込まれると、男は突然腰を振るのをやめました。運動が一時停止し、一気に汗が噴き出して、呼吸が荒くなりました。肩で息をした状態のままですが、男がそれを気にかけるはずもなく、挿入したまま私はゆっくりと立ち上がりました。
 「よし、じゃあ前かがみになってベッドに手をつけ。そうだ、思いっきり前屈するんだ」
 仏壇返しは単純に、ストレッチをするように前屈みになり、挿入されたまま地面に手をつくという体位です。私は身体が柔らかいため、体勢自体はそれほど大変でもありませんでしたが、これは非常にバランスがとりにくく、また頭に血が集中してしまって少しクラクラしてくるところが苦しかったです。

 「あううううううううぅぅぅ…」
 この姿勢だと、あまり激しい動きはできませんが、男はがっちりと私の腰をつかんで小さなピストンを繰り返しました。通常のバックの体勢も十分恥ずかしいですが、この体位は広げた自分の股の間から挿入部分が見えてより恥ずかしいものでした。ズプズプと大きな肉棒が私の中に出し入れされる様子は少しグロテスクで、酷い目にあわされている自分が惨めに思えました。

 「はぁ、はぁ…オラッ!」
 「ひうっ…!」
 鋭い破裂音。尻の肉が弾け、顔が引きつりました。
 「オラッ、どうだっ、こんな格好で犯されて悔しいか。くらえっ」
 さらに三発の平手打ち。ピストンのリズムに合わせてスパンキングをくらわされます。
 「痛いのも好きなんだろ、マゾ奴隷め。お前のプリプリのケツ、真っ赤になるまでぶっ叩いてやるからな。しっかり良い声で鳴くんだぞ」
 男はブルマを私のお尻の割れ目に食い込ませ、尻肉をむき出しにしてしまいました。

 「あっ、あああっ、いや、痛いっ、ご、ごゆじんさまっ、あうっ、ああああああっ…!」
 ランダムなタイミングで打擲されるお尻が、少しずつ痺れてきます。
 「オラッ、鳴けよ! メス犬らしく鳴き声あげて気持ちいいって言ってみろ!」
 「うううぅ…あうぅ…」
 「鳴け!」
 ひときわ強い平手打ち。
 「うぅ…」
 「やれっ! オラッ!」
 「ひっ…ううぅ…!」
 渋っていると、両手で思いっきりお尻を叩かれてしまいました。
 「ううぅ…、わ、わんわんっ…わんっ…。き、きもちぃ、きもちいいぃいいいいい…!」
 頭がボーッとして気づかなかったのですが、痛みゆえか羞恥ゆえか、私の目からはポロポロと涙がこぼれていました。

 「ちっ、言われたらすぐに鳴けよ。肉便器のくせに調子に乗りやがって。お仕置きだ」
 男は腰の動きを止めると、もちろんペニスは突き挿したまま、私に正座をさせ、上から頭をつかんでベッドに押し付けました。
 「土下座のまま犯してやる。しっかり土下座して反省しろ」
 少しお尻をあげて、頭はベッドのマットにめりこむくらい強く押し付けられ、土下座セックスをさせられました。涙で布団を濡らしながら、私は犬の鳴きまねをして気持ちいいと叫び続けました。

 「あんっ…わうぅ、わんわんっ…きもちいいいぃぃぃ…きもちいいですぅぅ…」
 何度喘ぎと叫びを繰り返したか分かりません。男が子宮口を突くたびに、必死に喘ぎ、必死に媚びを売りました。やがて、男の息がさらに荒くなり、腰の動きもより激しくなってきました。私のことを壊すつもりなのではないかと思うほど、重いピストンを打ち付けられ、おちんちんが射精時特有の動きをしました。膣の一番奥深くに、私は土下座をしたまま精液を注がれました。
 「ありがとうございました…御主人様…」
 最後は涙声で、射精をしてもらったお礼を述べて1日目の調教が終わりました。




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