里美 第7話-8
「はい、お義父さん脱いで」
義父は、前ので慣れたのか、苦笑いしながら脱ぎ出した。
里美に背中を向けてパンツを脱いで渡すと、浴室へ入って行く。
洗濯機を回すと、里美もすぐ後を追った。
「さっ…里美さんっ!」
里美が入ってきたのに驚いた義父が言った。
「背中流してあげますよ。さっ、座って」
「いっ…いいよ。自分でやるから。。。」
「娘の言う事は聞きなさい」
里美は声を出して笑いながら、シャワーのお湯を出した。
義父も仕方なく前を押さえて腰を下ろした。
背中を濡らして、素手にボディソープを付けると肩から背中を、マッサージする様に洗っていく。
義父は気持ちがいいのか、首をうなだれる様にして、里美のされるがままにしている。
「気持ちいいなぁ。疲れが取れるようだよ、里美さん」
「ほらね、言ったでしょ。娘の言う事は聞きなさいって」
義父の肩をぽんぽんと叩くと、シャワーのコックをひねった。
「きゃぁっ!」
「どうしたっ?」
義父がびっくりして振り返る。
「あんっ、もぉ。びしょびしょになっちゃった…」
ワンピの前をシャワーのお湯でずぶ濡れにした里美が、情けない顔で言った。
「里美さんも、そんなそそっかしいとこがあるんだ」
義父は腹底からおかしいみたいに、声を出して笑った。
「もぉ、お義父さんったらぁ」
里美もつられて笑った。
「もう、脱いじゃおっ」
里美はそう言うと、裾を持つと上にするっと脱いでしまった。
「さっ…里美さんっ。なっ、なにを。。。」
「大丈夫ですよ。ちゃんと下着はつけてるんだから、それにあたしの見たって何も感じないでしょ」
うろたえる義父に、里美は小悪魔っぽく笑って言った。
(前にあたしの身体全て見てるでしょ、それに触ってるくせに)
里美は心の中で笑った。
「いっ、、、いや、いや、でもなぁ。。。」
そう言う義父は、ほっといて里美は背中についた泡を洗い流していく。
肩や背中を洗い流したついでに、肩から腕をシャワーのお湯と手でマッサージする。
飛沫が飛んで、里美の白のレースのパンティーは透けて、黒い翳りがはっきりとわかるようになっていた。