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進め!日比谷研究所
【コメディ 官能小説】

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進め!-9

「だ、大丈夫だ。これを開発したのはあたしだぞ? 危険なことなぞあるはずがない」
 自信満々に言い切る朋子だが。春樹としては前回のお掃除ロボが頭を過ぎる。
 自身が壊してしまったとはいえ、ただスイッチを押しただけで爆発してしまうような物
を作ってしまう人だ。必ずしも安全であるとは言えない。
 そんな思いから朋子を心配するのだが……
「き、きておる……薬の効果が出てきておるぞ……」
 身体中が光に包まれだす朋子。どう見ても拙いようにしか見えないのだが、朋子曰く問
題なく効果が出てきているそうだ。
「博士、本当に大丈夫なんですか!?」
「ふふっ、今に見ておれよ。すぐに巨乳になるからな。見ただけで勃起してしまうような
究極の巨乳にっ!」
 危険なほどガクガクと身体を震わせている朋子が、より一層強い光で包まれてしまう。
「うわ――っ!?」
 そして、その光が徐々に収まりその中から姿を現したのが――
「か、完成だ。これぞまさに素晴らしいほどのおっぱいではないか♪」
 見違えるほどの巨乳になってしまった朋子がいた。
「大きい。本当におっぱいが大きくなっておる♪ はは、重いぞ。おっぱいが重くて歩きづらい♪」
 嬉しそうに大きな胸を揺らしながら感触を味わっていく。
「ほ、本当に胸が大きくなってる……」
 春樹はあまりの光景に唖然としていた。
「どうだ春樹。あたしのこの胸は素晴らしいだろ?」
「あ、はい……」
 一つ言葉を発するだけでぷるん、と胸が揺れてしまう。その動きに合わせて春樹の視線
も動いてしまう。
「あはっ♪ さすが春樹だな。視線がおっぱいに釘付けになっておる」
「だ、だって……これはさすがに反則ですって……」
 自己を主張して、あまりに主張しすぎている朋子の大きな胸。彼女の服がはち切れんば
かりに張っている。これではいつ破れてもおかしくはない。それくらいに胸が大きく成長
してしまっているのだ。
「さて、散々あたしの胸が小さいと言ってくれた春樹よ……」
「ま、まだそれを引っ張りますか。一応、謝ったじゃないですか」
「ふん、傷ついた心はなかなか癒えないものなのだ」
 女性にとって、胸の話題というのは実にデリケートな問題のようだ。
 自由奔放な朋子でさえも、小さいと事実を言われてしまえば傷ついてしまう。
「本当にすいません博士」
「分かればよい。それに今のあたしは巨乳だからな。そんな言葉痛くも痒くもないわ♪」
 満足げに笑う朋子。それを見て春樹は思う。
(でも博士、それって薬で大きくしたんですよね? 結局は元のサイズに戻ってしまうっ
てことですよね? だったら、博士のその喜びは……うぅっ)
 勝手に朋子を同情して、心の中で涙を流す。
「そういうわけだから春樹。お前のチンポをあたしの巨乳で弄ってやろう♪」
 若干、巨乳という部分を強調して言葉を紡ぐ。
「前回は、春樹にイカされてしまったからな。前半はあたしが優位に立っていたとはいえ、
最終的に立場が逆転してしまっては意味がない。終始、あたしが上でないといけないのだ。
 そういうわけだから春樹、リベンジだ。このおっぱいでお前をヒィヒィ言わせてやるぞ♪」
「あ、はぁ……お手柔らかにお願いします」
 予想外の出来事に脳の処理が追いついていない春樹。しかし、そんな春樹を無視するか
のようにズボンから男性器を取り出しそれを大きな胸で挟みこむ。
「う、うぁ……ぁ」
「おぉ。これがおっぱいでチンポを挟む光景か。なかなかに素晴らしいモノだな。あたし
のおっぱいの中で春樹のチンポが隠れてしまっておる」
 豊満な胸は春樹の男性器をすっぽりと隠してしまっている。ほんの僅か、胸の谷間から
亀頭が顔を出しているが、それでもちょっとした切っ掛けで隠れてしまいかねない。
 つまり、それほどまでに朋子の胸は大きくなっているということだ。
「どうだ春樹。チンポをおっぱいで包まれる感じは?」
「……ぁ、はっ、温かくて挟まれてるだけなのに、凄く気持ちいいです……っ」
「だが、ただ挟むだけでは終わらせぬぞ。このままでも余裕であたしが勝利を収めること
が出来るだろうが、それでも面白くはない。どうせなら、もっと春樹のだらしない、情け
ない声を聞かなくてはな」
 そう言うと、豊満な胸を自身の両手で掴み、ゆっくりと上下へと動かしていき、男性器を扱きあげる。
 柔らかな胸の中で男性器が跳ねるように踊る。
 むにむに、と揉みしだくように動いていく大きな胸に春樹は堪らず声を出してしまう。
「んぁっ! は、ぁあ……」
「ははっ♪ その声だ。あたしはその情けない声を聞きたかったのだ。まるで女のような
甘ったるい声を!」
「は、博士……激し……っ」


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