第13話-2
「ナオさんは数学のどんなところが好きなんですか?」
「数学という言語に魅かれるの」
「数学は言葉なんですか?」
「そう。世界を表現する物理法則は、数式で表せるの。
自然という書物を読むために、私は数式という言語を身につけたいの」
「なるほど。それで、世界が何の上で演算されているか、なんて思いつくんですね」
「ゆえは、いいこだから、キスしちゃおう」
「んっ…。ありがとうございます。ところで、世界は創られたものなんですか?」
「そうだと、私は考えてる。これだけ精密、厳密な法則に則っているのに、
私たちはあまりにも不確定にすぎると思わない?」
「そうなんですか?」
「病気して、怪我して、老いて、悩んで、苦しんで…
厳密にするなら、最後まで厳密にすればいいのよ。幸せだけの世界にすればいいのよ」
「確かにそうですね」
「どうも、誰かに試されているような気がするのよね…
条件を与えられて、結果がどうなるのかを、演算させられているような…
きっと、似たような問題を抱えてる神様が、シミュレートしているのよ。
演算中止されたら、私たち消えちゃうじゃない!
そうなる前に、リソースを新しく見つけるか、自分たちで創るかして、引っ越すのよ。
私達の生命は私達のものよ!創られた生命でも、生命は生命の力で生きている!
見てらっしゃい!私たちを苦しませる神様に、パンチくれてやるんだから!」
もはや、誰に怒っているのか解りません…
私たち三人は、とても仲良しです。
三人で、おフロに入ります。勉強します。休みの日はジョギングもします。
夜はベッドも一緒です。
ナオさんのベッドは大きいし、私と美さきちゃんは小柄なので、狭くありません。
掛け布団を2〜3枚使って、三人でくっついて寝ます。
当然、Hも三人です。
三人で気持ちよくなったり、一人を気持ちよくしたりします。
美さきちゃんは最近家族になったばかりだし、一番小さいので、良くかわいがられます。
美さきちゃんはとてもきれいな女の子です。
美さきちゃんはまだ、お尻をいじられるのに慣れていません。
ナオさんが美さきちゃんのお尻をいじるとき、ため息をついたり、
下唇を噛んだりするのが、切ないくらいにキレイです。
三人で裸でベッドに上がります。
私は美さきちゃんを胸に抱いて、ナオさんはローションを使って、
美さきちゃんのお尻をいじります。
「どう?美さき。どんな感じがするの?」
「ウンチが…ウンチが出そうです…」
目を固く閉じて、眉間にシワを寄せている顔がかわいらしいです。
「まだ大丈夫だよ…ほら、うんちゃんはこんなに奥にいるもの」
ナオさんの指は長いので、子供の美さきちゃんの身体の奥まで届いてしまいます。
「触ったら…だめ…」
「こんなにカワイイんだもん。よしよし、してあげるね。わかる?」
「…はい…分かります」
「ほら…こっちに…おいでよ…」
「あ…あっ…うあっ!出ちゃう!出ちゃうよ!」
美さきちゃんは、私にすがり付いて目を見開きます。
眸がとてもキレイなので、私はうっとりします。
「こんにちは、って言ってる。カワイイ子だからキスしちゃおう」
ナオさんは、美さきちゃんのお尻から指を抜いて、顔を近づけキスを始めます。
「美さきの…味がするよ…」
「らめ…らめ…そんらころ言わなひれ…」
私は美さきちゃんと舌を絡めます。
「ゆえ、キスしよう」
「はい!」
「ええっ!」
ナオさんは美さきちゃんのお尻から顔を離して、にじり寄って来ます。
「だめ…そんなことしちゃだめ…」
美さきちゃんは目をうるませて私に懇願します。
「いいの。私も美さきちゃんのことが知りたいの。
それに、好きな人にキタナイところなんてないよ」
私は、美さきちゃんの小さなおでこにキスをします。
美さきちゃんの目の前で、私はナオさんに唾液を流し込んでもらって、
二人で美さきちゃんの味を楽しみます。
「美さきちゃんの味、知っちゃった」
「くすん。トイレに行きたい…」
私とナオさんは、かわいいかわいい美さきちゃんをサンドイッチにして、
ギュッってしました。
「でちゃう…でちゃうよ…」