幼馴染のお姉さん-8
両手で不規則にお尻を揉みほぐす。ぐにゅぐにゅと形を変えていく春香さんのお尻。手
の平に溢れんばかりのむっちりとしたお尻。
そのお尻を繰り返し何度も揉み続ける。
「んにゅ……あっ、はん……んぅ、んっ」
春香さんの口から漏れる吐息が段々と激しくなってきている。そして表情には最初の頃
の余裕はなくなってきていて、頬には赤みが増し瞳もわずかながら潤んできている。
「春香さん、気持ちよくなってきたんですか?」
さっきは失敗したが、言葉責めも続けて行っていく。ただ触っていくだけというのも味
気が無いからね。
「んふっ、あっ、んん……っ、お、そうね〜ただお尻を触られてるだけなのに……もしか
して和樹くんって、痴漢の才能でもあるのかしら〜」
「そんな才能、嬉しくないですから」
痴漢の才能なんかあっても、全然役に立たないじゃないか。俺自身に外で痴漢をする勇
気なんかないわけだし、あったところで今ここで春香さんを悦ばすことしか出来ないじゃないか。
――いや、春香さんが悦ぶのなら、その才能を限界まで発揮しようじゃないか。
これなら本当に春香さんを屈服させることが出来るぞ!
俺は内心喜びながら春香さんのお尻を揉む手を強めた。
「はん、あっ……やぁ、んっ、んぁ、ぁぁあっ……っ!」
快感に耐えられずに春香さんが膝をつく。もう立っていられないほどに、お尻を揉まれて感じていたのだ。
「春香さん、まだ終わらせませんよ」
まだだ。まだ完全に春香さんを屈服させていない。
お尻に当てていた手を離し、今度は胸へと移動させた。
「はんっ!?」
軽く触れるなんて前準備は必要ない。お尻の時と同じように強く、鷲掴みにする。
「おぉ。春香さんの胸もなかなか弾力があって気持ちいいですね」
「んぅ、ん……っ」
ほんとに掴むだけで張りを感じる。そしてなにより、この手の平に収まる感じが素晴らしい。
大きいわけでもなく小さいわけでもない。ちょうどいいサイズ。このサイズなら色々と
弄りがいがありそうだ。
「あ……はぅ……っ」
片方では転がすように弾力を楽しみ、もう片方では揉んで張りを楽しむ。
ふにふにと弾ける春香さんの胸はお尻に引けをとらないほど素晴らしい。だがしかし、
如何せん何かが物足りない……
「あ、そうか……」
何が物足りないのか理解してしまった。春香さんのブラジャーが邪魔なのか。確かに服、
そしてブラジャーの上からでも胸の柔らかさ、気持ちよさは堪能できるが、直接胸を触る
ことが出来たら比べ物にならないくらい最高なのだろう。
「春香さん。直接触りますね」
「あ、ちょっと――んぅっ!?」
有無を言わさず服の中に手を滑り込ませる。そして、その勢いのままブラジャーを外す。
パチンという音と共に、ブラジャーが地面に落ちる。
「か、和樹くん……」
春香さんがやや予想外といった表情で俺を見ているが、そんなことをいちいち気にして
いる暇はない。なんせ、少し手を伸ばせば直接春香さんの胸に触れることが出来るのだから。
俺はごくりと、喉を鳴らし直接胸に手を触れた。
「おぉ。凄く柔らかい……」
「ば、ばかぁ……っ」
今までとは違う反応を見せる春香さん。正直、その反応も可愛らしいのだが、今の俺の
意識は完全に手の方に集中していた。
柔らかくほんのりと感じる身体の熱。そして触る位置をずらすと服の上からでは決して
触ることの出来ない場所。乳首に辿り着く。
ぷっくりとしていて、柔らかくそそり立つ春香さんの乳首。その乳首を軽く抓ってみる。
「はぅぅぅぅんっ!?」
一際大きく声をあげる春香さん。ただ乳首を抓っただけでこの反応。もし、これ以上の
ことをしたらどうなるのだろうか? そんな疑問と好奇心が俺の思考を支配する。
俺は乳首を抓るだけではなく、指の腹で転がしてみたり、引っ張ったりしてみたりした。
「ひうっ!? ひゃんっ、あっ、んん……ひっ!?」
面白いように春香さんが反応をする。お尻を触った時よりも胸を揉んだ時よりも激しい
反応。あぁ、春香さんは乳首が弱点なのか。
その証拠に春香さんの乳首が段々と――
「春香さんの乳首、段々と固くなってきましたよ」
「うぅ〜仕方が無いじゃない〜」
「こんなに乳首を固くして春香さんはエッチですね」
「それは〜和樹くんが――んぁっ!?」
「言い訳なんて聞きたくないですよ。前々から思ってましたけど、春香さんはエッチですよ」
春香さんの言葉を遮るように乳首を摘み、自分の言葉を被せていく。