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幼馴染のお姉さん
【コメディ 官能小説】

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幼馴染のお姉さん-9

 これくらいやれば、さすがの春香さんもそろそろ俺に屈服しているだろう。
 そう思い一旦、手を離し春香さんの顔を見てみると――
「……あれ〜もう終わりなのかにゃ?」
 物凄く平然とした表情をしていた。あ、あれ……? 何でこんなにも平然とした表情を
しているんだ? 俺にあんなに乳首やお尻や胸を弄られて感じまくっていたのに、何で弄
るのを止めた瞬間、いつも通りの春香さんに戻っているんだ?
「和樹くん? どうかしたの〜?」
 クイっと可愛らしく小首を傾げる春香さん。いやいやいや、どうかしたのって聞きたい
のは俺の方なんですけど! 何なの!? もしかしてさっきのって全部演技だったの!?
 そんな風に疑ってしまうくらい今の春香さんは普段通りだ。
 ――くっ、お、俺は春香さんを屈服させることも出来ないというのか。否っ! まだ戦
いは終わっていない!
 俺は不思議そうな顔をしている春香さんのスカートの中に手を伸ばし、下着の上から女
性器に触れた。
「ひゃんっ!? んぅ、ん……や、ぁ……あっ、和樹くん……?」
「まだ……まだ痴漢プレイは終わってませんよ」
 本番はここから――俺が本気を出すのはここからだ!
 半ば混乱しているような気もするが、もう引き返すことなんて出来ない。こうなってし
まっては、後はいけるところまで行くしかないじゃないか。
 下着の上から、そっとスジになっているところを指でなぞる。
「んんっ、ん、は……っ」
 スリスリとなぞっていると、段々と下着に湿り気が出来てくる。そして僅かながらクチュ、
クチュ、と水音が聞こえてくる。
「春香さん、下着が濡れてきてますよ」
「そ、そんなこと……っ! ないわ、よ〜」
 よし! 春香さんの間延びした口調が弱くなってきている。先ほどのが演技だったのか
は分からないけど、このまま責め続ければいずれ本気になるだろう。
 スジをなぞり時折クリトリスを指で摘む。そんな行為を繰り返しているとある一つの事
に気がついた。
 俺がクリトリスを摘むと春香さんから愛液が強く染み出る。ただスジをなぞるよりも激
しく蜜を漏らしているのだ。
「春香さんって、乳首だけじゃなくて、こっちの突起物も弱点なんですね」
「んにゅっ、はんっ! だ、だって〜乳首もクリトリスも気持ちいいんだもん〜!」
 おぉっ! まさか春香さんの口からそんな言葉が出るとは思わなかった。これはもう、
このままいけば確実に俺に屈服することになるだろう。
 俺は嬉々として下半身をまさぐるスピードをあげていった。
「あぁあっ、あっ、あぁぁあっ、んんっ! あぁぁぁっ!」
 言葉を発する余裕もなく、ただただ喘ぎ声をあげる春香さん。このままッフィニッシュ
にもっていくのもいいけど、最後にもう一つ行動を増やそう。
 俺は狙いを定めて、下着の上から春香さんの穴の中へと指を押し込んだ。
「んぁぁぁぁぁぁぁぁあっ!?」
 ズブリと抵抗らしい抵抗もなく、穴の中に指が入っていく。勿論下着の上から指を押し
込んでいるので、下着も指と一緒に穴の中へと入っていく。
「か、和樹くん、何を――っ!?」
「何って、春香さんに気持ちよくなってもらおうと思いましてね」
 そう言っている間もグイグイと指を押し込んでいく。
「んぁっ、はんっ、ん……んんっ、ぱ、パンツが食い込んでく……うぁっ!」
 下着がどんどん春香さんの穴の中に入ることにより、下着が食い込んできているらしい。
 だからといってこの行為を止めるつもりはない。俺はこれで春香さんをイカせるつもり
なんだから。
「やぁん……こんなの……ただ痴漢の感触を確かめたかっただけなのに……っ、和樹くん
にここまでいいようにされちゃうなんて……私、お姉さんなのに……っ」
 どうやら、春香さんとしては俺に痴漢行為をされても平常心を保てるつもりだったらしい。
 しかし、そんな春香さんの目論見は外れ、俺のなすがままに――
「春香さん……いつイッてもいいんですよ?」
 それは以前、春香さんに言われた台詞。今度は俺が言うことが出来た台詞。
「うぅ……和樹くんのくせに……んぁっ!」
「見せて下さい。春香さんがイクところを……」
 トドメと言わんばかりに耳元で囁く。そして、それと同時に強く穴の中に指を押し込む。
「ふや、あっ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!」
 大きな声と共に春香さんが絶頂を迎えた。ビクビクと大きく身体を震わせ地面にへたり込む。
 春香さんの穴から指を抜き、自分の指を見ると春香さんの愛液でベットリと濡れていた。
 それにしても、俺はついに春香さんを屈服させることに成功したんだよな? あの春香
さんをこの俺が――――っ!?
 嬉しさを噛みしめていると不意に殺気のようなモノを感じた。
「……………………じぃ〜」
「は、春香さん……?」
 春香さんが物凄いジト目で俺を睨んでいた。
「じぃ〜」
 これはもしかして、春香さんを怒らせてしまったのか? いやしかし、もともと痴漢プ
レイは春香さんから言い出したことだし、それで怒るのは筋違いだろう。
「ばか。和樹くんのばか」
 バカバカと連呼してくる。え、何? 本気で春香さん、怒ってるの? 俺、やり過ぎちゃったの?
「和樹くん如きにイカされるなんて〜これは和樹くんにはお仕置きが必要ね」
「理不尽だ!」
 それはあまりにも理不尽すぎませんか!?
「いいの! お姉さんを強気にも責めた罰だよ!」
「そんな……」
 春香さんからやっていいって言ったのに、これはあんまりだよ。こんなのってないよ。
「きょ、今日はさすがに無理だから、明日お仕置きするんだから〜」
「明日……」
 今日お仕置きされないのは嬉しいけど、結局明日お仕置きをされるという現実は消えてなくならない。
 せめて、春香さんがお仕置きのことを忘れるのを願うけど……


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