露出する女-1
甥っ子
この町も今日でおしまい。
あの中学生も、ピザ屋も他の男達も、気づいた時には幸子は跡形も無く消えている。
(ここも楽しかったなぁ…)
幸子にしかわからない、部屋のそこここに、あの男達との匂いが残っていた。
「来月はこっちでやる事があるから、月末一週間くらいN市に行ってくるよ」
「たった一週間だけだから、幸子は家に残ってゆっくりするか?」
久しぶりに自宅でホッとしている夫が、台所で片付けをしている幸子にきいた。
「えぇっ、やだぁ。。。一緒に居たいなぁ…だめなの?」
幸子は甘えた声で、夫の方を振り返って言った。
「なんか都合でもあるの?。。。だって淋しいんだもん…ここに1人ぽっちって」
「いや、そんなことないけどさ。たまにはお前も1人の時間が欲しいんじゃないかと思ってさ」
「やだ…一緒に居たい」
片づけを途中でやめて、夫の隣に座ると幸子は夫に寄りかかってそう言った。
「ったくぅ…しょうがねぇなぁ。俺がいないと、ほんとだめなんだから」
本心など知らない男は、まんざらでもなく可愛い女房を抱き寄せ、kissしながらそう言った。
「じゃぁ、行っても良いの?」
幸子は目を輝かせながらそう言うと、短パンに手を差し込むと夫の肉棒をしごき始めた。