裕美1-7
「ホント?! 嬉しい!!!」
裕美がまた唇を合わせて来ました。しかも、腕を私の背中に回して。
三度目。
私にも少しだけ余裕ができました。私も、裕美の背中に腕を回し抱きしめました。
男の人がどんな感じか分からないけれど、私に乗っている裕美はとても柔らかかった。
また、長い長いキスをしました。そして、少しだけ積極的に私も舌を絡ませました。
しばらくすると、裕美は唇を私の首筋に移しました。同時に私の背中のブラのホックを外しました。
唇からの快感も子宮に届いたけれど、首筋を舐められた時、別の種類の快感が子宮に届きました。私、声が出ていたと思います。
その日の私の格好は、チェックのミニスカートにTシャツでした。
裕美は私の首筋を舐めながら、そっと身体を少しずらして、左手で私の右のおっぱいにTシャツ越しに触れて来ました。
「!」
私の乳首はとてもシコっていたと思います。裕美の指がTシャツとブラを挟んでいたとは言え、乳首を刺激した時、私の頭のてっぺんと子宮に、同時に電気を走らせました。
オナニーをするときの想像をはるかに超えた快感に、私は怖くなりました。同時に、気持ち良くて、どうなっても良いと思いました。
既にホックは外されていたし、裕美はTシャツの上からだけれど、私のブラをずらして乳首をいじり始めました。ブラがあっても電流が流れたのに、Tシャツの薄い布一枚を挟んで、指で乳首を「コロコロ」されて、本気で目の前がチカチカするくらい感じてしまいました。
自分でする時も、最初は胸をいじります。
おっぱいの裾の方から、頂上に向かって指を移動させて、人差し指で乳首をコロコロします。乳首がだんだん堅くなっていって、「キュッ!」として、乳輪がツブツブしてきます。それを少し続けてから、指をあそこに移動する。それが、それまでの私のオナニーの手順でした。
だから、乳首が感じる事くらい良く知っていました。
でも、初めて自分以外の人に触られて、私の中の常識は一気に飛びました。
凄い! って思いました。もう、それだけでイッちゃうくらいの快感でした。