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悪戯〜いたずら〜
【コメディ 官能小説】

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ヴァイブレータ・3-2

「だって、あなた、欲求不満なんでしょ?」

 オナホールちゃんはそう言いながら、ラブローションがたくさん並んでいる棚まで行くと、その中のボトルのひとつの蓋を開けて、中身の潤滑液を自分の穴の中にたっぷりと垂らし込みました。そうしてぬるぬるになった穴を上に向けて、特大バイブくんのところまでやって来ました。

「ダメだよ、僕たちだって一応は売り物なんだよ」
「何ビビってんのよ。あとで洗っとけばバレないわよ!」
「そ、そんな……」

 器用に身を捩ってジャンプしたオナホールちゃんは、あっという間に特大バイブくんの上から逆向きにのしかかってふたり諸共に横倒しになると、見る間にアタマの部分を自分の中へ埋めていきました。

「…ああ…やっぱ…すっごぃ…」
「あ、何? キミの中って」
「…ぅん…あたしだって…ただのホールじゃ…ないのよ…」

 見た目はフツウでも、中にアレが入ると自然に収縮して締めつけが強くなる “新素材オナホール” の噂は、特大バイブくんも聞いたことがありました。

「キミって、あの……」
「…そうよ…はぁ…ぴったりでしょ…あなたに…」
「し、締まるッ」
「…いぃ…わよ…もっと…うぁ…感じて…」

 オナホールちゃんの動きは、どんどん激しくなっていきました。

「あぁ、駄目、もうイキそう」
「…あたしも…もう…」

 特大バイブくんとオナホールちゃんは同時に絶頂を迎えました。

「あなた、とっても素敵だったわよ。もっと自信持っていいのに」
「キミだって、すごい締め付けで、気持ち良かったよ」

 ふたりは、それからしばらく幸せに暮らしました。まぁ、新素材オナホールちゃんは、人気商品だったので、1週間くらいでお客さんに買われて行っちゃたんですけどね。

 目出たし、目出たし……。

♪ おもちゃの・・・ おもちゃの・・・ ・・・ おもちゃの・・チャッ


――ヴァイブレータ・了

 1と2の段落を入れ替えるなど、一部を改訂しました(2012.11.28.)


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