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毛深い玩具
【フェチ/マニア 官能小説】

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無邪気な毛肉娘-2


 ばあちゃんと沙土子が座卓に9人分の食事を用意しているさなか、とうちゃんが帰ってきた。
土間から簀の子に上がってそのまま服を脱ぎ風呂場へ入って、汗と汚れを洗い流す。
風呂から上がったとうちゃんは、タオルで身体を拭きながらそのまま真っ裸で居間に来て、座卓の上座にどかっと座って用意されていたビールを一気飲みして、テレビで大好きな野球中継を見始める。
剛毛に覆われて半分ほど剥けた太短い陰茎は、5人の子供を作った浅黒い年期を漂わせていた。
日に焼けてずんぐり体型で毛深いとうちゃんは、そのまま沙土子に毛深い遺伝子を残したに違いない。
チャンネル権を奪われた健太と薫は、沙土子に促されて風呂に入ることに。
玄関に置かれたカゴに服を脱がせ、広い浴室で弟妹の身体を洗ってあげるのはいつものこと。
合間に自分も髪と身体を洗うが、ばっさり切ったベリーショートの髪は洗うのも簡単。
伸ばしていた髪を夏に短くするのは子供の頃からの習慣で、年頃の思春期となった今でも躊躇なく思い切った短さにしていた。
シャワーで頭の泡をゆすいでいたときに、ふと腕を上げて鏡に映った腋毛を見て一瞬どうしようか迷ったが、明日は体育のプール授業がないのでそのままで良いかと放置に決定。
弟妹とともに湯に浸かっていると、ちっちゃい兄ちゃん太志が風呂に飛び込んできた。
高1で16歳ながら180cm近い身長で、日に焼けてがっしりずんぐりのラグビー部員。
沙土子と同じくとうちゃん似で毛深く、その陰茎は高校生らしくすっぽり皮を被っていた。
家族同士で裸を見たり見られたりは日常のことなので、沙土子は少しも慌てず入れ替わりに浴室を出た。

 離れでじいちゃんと将棋を指していたご隠居が、暇を告げて外廊下からちょうど玄関に。
「まぁた、こげんな時間まで打ってもうたわ」
風呂上がりで裸のまましゃがんで、土間の簀の子の上で幼い弟妹の身体を拭いてあげている沙土子に笑いながら話しかける。
「なにぃ、晩ご飯食べていけばいいのに」
身体を拭き終わった弟妹は、隠居に軽く挨拶をして居間の方にかけていく。
「家でも待ってるじゃろ」
バスタオルで頭を拭いている沙土子は、毛の生えかけた腋を晒して、ご隠居と真っ正面に対峙している。
「今度はゆっくりと」
隠居は舐めるように沙土子の身体を見続けていた。
豊満といってもまだ中学生の幼児体型で、まるでキューピーのようなお腹とぽってりした下半身。
キューピーと違っているのは、もはやCカップのブラがきつくなったふくよかな乳房と、下半身に密生する陰毛だ。
「またずいぶん短くしたな」
沙土子のベリーショートに気づいて指摘する。
「いつものことじゃん、夏は暑いから切ってる」
ちょっと前屈みになって股間を拭くと、ふくよかな乳房がたぷたぷと揺れる。
「中学生になっても、ちっとも変わらんな」
隠居は沙土子の身体を名残惜しそうに、玄関を後にした。
「気をつけてね」
あっけらかんとしつつも、家族に見られるのと違って他人に裸を見られることは、恥ずかしさで下腹部がギュンと熱くなる。
幼稚園に入る前頃から弟妹の世話を任されるようになってから、沙土子はあまり家族からかまわれた記憶がない。
隠居の家に遊びに行くと、抱っこされて弾力のある身体をくすぐられたり、指でプニプニ肉を突かれるのが楽しかった思い出があった。
いつも晩ご飯直前に帰って行くことが多い隠居とは、風呂上がりに遭遇することが多く、裸を見られることはしょっちゅう。
抱っこされて遊んであげたことは遠い記憶だが、沙土子の発育は隠居にとって目の保養だったのかもしれない。

 自分と弟妹の着ていた服や下着に、絞ったタオルを抱え、沙土子は裸のまま外廊下から縁側に出た。
縁側の奥の洗濯機に洗い物を放り込み、さっき着替えたばかりの短パンとタンクトップだけ手に縁側の中程まで戻る。
下駄を履いて庭の物干しにさっきの絞ったタオルを広げて干すと、最近隣地にできた3階建て県営住宅の最上階の端っこの部屋の明かりを確認した。
「また覗いてる」
庭木が目隠しになっているのだが、その部屋の窓だけは誉田家を見渡せる位置にあった。
薄暗いなかで、庭灯に照らされた沙土子の裸体が浮かび上がっている。
ほぼ毎日この時間、雨の日以外は、風呂上がりの沙土子が全裸のまま縁側から庭に出てくる。
沙土子の思い過ごしか、それとも本当に覗かれているのか、今はまだわからなかった。
縁側から外廊下を渡って居間に入り、タンスの引き出しからパンツを取り出して履き、学校から帰って着替えたばかりのタンクトップと短パンを着て、沙土子は台所で晩ご飯の手伝いを。
夕方に公園のトイレでオナニーをしたばかりなのに、沙土子はご飯を食べながらも下半身の熱いうずきを押さえることはできなかった。

つづく


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