〈不治の病・其の三〉-34
『イクよ…イク…ッ!!……ふうぅッ……』
「あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ッ!!!!」
ピッタリと吸い付いた肛門は、男の肉棒の脈動を鮮明に伝え、空っぽの肛門内部に精液が染み渡っていくのを熱で伝えていた。
口・性器・肛門……およそ男が射精に用いる女の“穴”の全てに、悍ましい男根が侵入し、下半身の二つの穴には精液を注入させられた……全身には汚れしかなく、清らかさなど微塵も無くなった……略取によって奪われた物は、幼妻の全てであり、残された物といえば、希望すら断たれた絶望だけだ……。
『どっちに入れようかな？とりあえずオマ〇コに中出ししとくかなぁ？』
『奥さ〜ん、俺はケツの穴に入れてやるからな。ちゃんと舐めてくれよぉ？』
「ぁごおぉッ!!…ごぷぅぅ!!!」
全てを失った幼妻……しかし、まだまだ男達には利用価値はある……肉体は健全そのものだし、まだ全員が果ててはいないのだ……。
『ヤベ……イキそう……くうぅ!!』
『ウヒヒヒ！次はケツ穴にブチ込んでやる』
「がはッ!!……あ"ろ"ぉ"!!!」
『気持ち良いからって口を休むんじゃねえよ！舌使えよ、ほらぁ!!』
ぼやけた視界に、ブラブラと揺れる男達の陰嚢が映った……天に向かって反り返る肉棒に縋るようにぶら下がるソレには、男の遺伝子が液体に混じって溜められている……純一の男根を欲し、陰嚢を舐めて愛でた時は、大切な人の遺伝子の詰まった宝物のように見えていたが、今の絵莉には、この非道な行為の根源がソレなのだと、はっきりと思えた……その袋の中に溜まった精液を放出しない限り、男達の性暴力が止む事はないだろうし、今の自分の姿を収めたＤＶＤを買う奴らも、結局は精液を飛ばしたいだけ……そしてまた精液が溜まれば、新しい残虐な《作品》を欲してしまうのだ……。
(もう…やめて……妊娠しちゃ…う……)
より強い刺激を求める購入者の期待に応えるため、男達はヤラセではない本物のレイプ犯罪を犯し、そのあくなき“刺激”に応え続ける……それによって被害に遭う女性の事など少しも考えてはいない。
流した涙の重み・哀しみ・苦しみを知ろうともしない。
自慰行為での視覚・聴覚を満足させる為だけに拉致され、利用させられたのだ。とても他人の人生を狂わせるに足る理由にはなるまい。
猛る男根は絵莉の下半身を品定めし、好みの穴に身を埋める。
幼器も肛門も、熟れた香りを漂わせ、男根をガップリと喰わえ込み、乱暴な振る舞いを宥めるように縋り付き、程なく絶頂に導いた後には、尿道に残留している精液を締め付けて扱き取り、体内の奥深くまで飲み込んでいった。
ありとあらゆる物が狂わされた幼妻は、凌辱の最中に妖しい魅力を目覚めさせ、男達を引き付けていった……抵抗は既に示さず、力無い悲鳴の中に、全てを諦めた吐息が混じり始めていた………。
『お〜い、お前らもヤれよ！計器の前には一人いればイイだろ？』
『よし、俺が先にヤッてくる。それまで計器を見ててくれ』
呼ばれたボイラー技師は嬉々としてその部屋に向かい、ぶら下がる絵莉に貪りついた。
ダラダラと精液を垂れ流す割れ目に、自慢の男根を突き刺し、そして笑いながら性暴力に至った……。