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キスマーク
【女性向け 官能小説】

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店を出たしずかはタクシーに私を押し込むと
後から自分も乗り込み
つい数秒前と同じように腰を抱き、
私を自分に引き寄せた。

運ちゃんに告げた住所は住宅街だと思われた。

お!
今度こそ、隠れ家的なバーですか?

ちょっぴり期待した私は
しずかがマンションのエントランスに入るのを見て
がっかりする。


「しずかんチ?私、家に行くなんてOKしてないけど?」

何をいまさら?というような顔をされ
そのままエレベーターに乗り込んだ。






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