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志津子 
【熟女/人妻 官能小説】

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志津子 -1

              【志津子 #8 熟穴】

孝子を送った後、俺も家路についた。
帰り着く間も、孝子の唇の感触や背中から尻にかけて、胸の膨らみ、、熟した肌の感触が唇と手のひらから消えなかった。

「帰らなくちゃ…」

あの2回遠くを見る様に繰り返した、その言葉の意味をずっと考えてた。
その夜、ベッドに入り腕枕の中の志津子に今日の昼間の出来事の一部始終を話した。
最後まで黙って興味深く聞いていた志津子が口を開く。

「なんかね、、ずっと思ってたんだけどさ、やっぱりなんかあるんだよ」
そう言ってしばらく考え込んでいたが、突然。

「てかさ、ほんとはそのままホテル行きたかったんでしょ!ほんとにぃ…一人でどっか行かせると何してるかわかんないんだからぁ」
言いながらも、俺がちゃんと報告したことが嬉しかったみたいだった。

2週間が過ぎたくらいの時、孝子からメールがあった。
来週の木曜日、昼間に時間が取れるのだけど逢えないかと書いてあった。

無理ならいい…そう書いてあったが、その言葉の裏の(逢いたい)と言う文字がありありと見えた。
今回だけは、俺は志津子にも黙って逢うつもりだった、仕事仲間にアリバイを作ってもらって、その日の昼から逢えると孝子に返事した。

木曜日、孝子とは別の街のJRの駅で待ち合わせをした、これは孝子から指定してきた。
慣れない駅前のロータリーにゆっくり入って行くと孝子が花柄のワンピースを着て交番の横で、俺に気づいて手を振った。
あの物静かな孝子が手を振るなんて…。
あの家での孝子とは違って、開放感にあふれた笑顔で車に近づいて乗り込んできた。

「待った?」
俺が聞く。

「うぅん、さっき着いたばかり…来ちゃった。。」
そう自分を勇気づけるかの様に言った。

「良かった逢えて、今日逢えなければもういつ逢えるかもわかんないし」

「うちはみんな手がかかるから、なかなか一人でって出れないのよ。今日は姪っ子の赤ちゃんを見に行くからって出てきちゃった」

恥ずかしさを隠す様に孝子は話し続けた。
こんなに話する人なんだ、俺は知っている孝子と今の孝子とのギャップにびっくりした。

「んと、どうしようか?お腹すいてる?」
孝子の話がちょっと途切れた時に俺はきいた。

「…二人きりで静かに話せるとこがいいな」
孝子が消え入りそうな声でそう言った。


街外れの木立に囲まれたホテルへ俺は入って行った、孝子は黙ってうつむいている。
部屋に入り、俺は孝子を抱き寄せるとkissをした、孝子も応える様に俺の舌を迎え入れる。
孝子の鼓動が伝わってきそうだった、孝子は震えてしがみつくように抱きついている。

唇を離すと胸に顔を埋めて離れようとしない。
俺はそっと抱きしめながら落ち着くのを待っていた。
やっと顔をあげると恥ずかしそうに微笑んだその顔が愛おしかった。


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