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和合観音
【ファンタジー 官能小説】

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ミオお嬢さん-4

ミオ令嬢は顔を両手で隠しながら消え入るような声で言った。
「あなたはこの間私と会ったとき、二人きりだったのに私に手を出そうとしませんでした。だから私のことを身分違いだから遠慮していると思って、私の弱みを沢山並べ立てて教えたのです。私の弱みを握ったあなたは、私をどうとでもできるはずなのに、逆に守ろうとした。ですから、きょうは媚薬を使って私を襲わせました」
「ど……どうして泣いていたんですか?」
「わかりません。キスもこういうことも全部初めてでしたから、気持が高ぶったのだと思います。でも途中で止めないで下さい。私が抵抗しても乱暴にしないで優しく奪って下さい」
優しく奪って欲しいと言われても、もう僕は限界に達していたので服を脱いだ。パンツを脱ぐと僕の男根が上方45度に砲身を上げていた。それをミオ令嬢は見ると「きゃー」と言って顔を手で覆った。
僕は彼女の股を開こうとしたがしっかり膝は閉じられていて踵を陰部につけて守っている。僕は居酒屋であったプロの女性の言った言葉を思い出した。

「あんた、女の子が膝を閉じたらいくら力があっても足を開かせることはできないんだよ。足の力は腕の力より強いんだからね。でもね、一つだけ方法があるんだよ。知りたいかい? ただじゃもったいないねえ」
僕は奮発して銚子を2本つけた。そして教えを乞うた。いつ使うか、下手すると一生使うことがないかもしれないテクニックのために更にホルモンを一皿つけたのだった。僕はその方法を思い出したのだ。

僕は素っ裸のまま彼女の足元に行き。両方の足の親指を持った。そしてそれを掴んで左右に開いて行った。すると梃子の原理で膝を支点にして下肢が開く。それを更に開くと太腿の根本が支点に変わって膝も開く。M字開脚のMの上が閉じ加減の形ができる。だが、膝頭を閉じようとすると関節が不自然な方向に捻れるので膝頭も開かざるをえない。結局M字開脚になって行くのだ。ミオ令嬢は顔を真っ赤にして首を振った。そして手で前を隠したが、せいぜいクリトリスの一部しか隠れない。
「あっ、あっ、あっ……ケンジさん、恥ずかしいです」
僕はミオ令嬢の女性器に顔を近づけてよく見た。そして足の親指を持っていた手を離した。ミオ令嬢は足を閉じようとして太腿で僕の頭を挟んだ。僕はまずクリトリスに口をつけた。そして手で皮を向いて舌先でちょんちょんと触った。そしてその周囲を舌で舐めた。
ミオ令嬢は盛んに僕の名前を呼び、やめるように言った。でもそれは方便で何を言ったら良いかわからないから、そう言うのであって本心からやめてほしいとは思ってないということがわかった。だから僕は無視してどんどん愛撫した。
僕はミオ令嬢の小陰唇の形が特徴的だと思った。それはクリトリス側の幅が狭く、膣側が幅広くなっていてハート形を逆さにしたような形をしていること。
しかも幅広い部分が薄く縁が縮緬のようにギザギザしていることである。指で広げれば形はわかるが、普段は皺くちゃに揉んだ紙のように膣の周りに縮まって固まっているのだ。
クリトリスや小陰唇や中の粘膜を舌や唇で愛撫しているうちに、膣口から粘液が溢れ出て来た。
僕はミオ令嬢が初体験らしいということで慎重に亀頭の先を当てた。
「ミオさん、これから中に入れます。ゆっくり入れますから、痛かったら言ってくださいよ」
もう僕のファロスは随分待たされていたのでギンギンに固く脹れ上がっていた。
ミオ令嬢は処女なので、はっきりした膣口が見えない。多分処女膜が周りを狭めているのだろう。僕は手を添えてゆっくりと捻り込んだ。ミオ令嬢は声を漏らした。
「う……」
薄いラップに小さめの穴をあけてその中に男根を突っ込んだ感じで膜は破けたというより、広がった感じで通過した。人によってさまざまな違いがあるらしい。
僕は先っぽだけ入った自分の物を見た。血がかすかに滲んでいたが出血は多くない。だが、どういうわけか小陰唇が巻き込まれて一緒に膣に入り込んでいる。
「えっ?」
僕は訳がわからなかった。だが、随分な耳年増の僕でもそういう話は聞いたことがない。
僕はそのまま奥に中ほどまで入れた。亀頭部分は狭い膣壁の中を潜って行く感じだが、膣口では不思議な締め付けが竿の部分に伝わった。
 


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