第2章-4
「おじさん達が喜んでくれるのなら、
あたしも沙也香も、おじさんたちの好きなようにするわ、でも・・」
「おお、そうかい、それで・・でもとは?」
「乱暴はしないで、優しくして、それだけは守って・・」
「勿論だとも、約束しよう、そうだよね、皆さん」
リーダーの高崎が言うと、他の3人も異存はない。
彼等は黙って頷いていた。
男達は、姉の美咲と妹の沙也香が、自分たちの慰みになってくれると知り、
驚くと同時に嬉しかった。
若い孫ほどの娘達と、セックスが出来る喜び、
そんな幸せなことはない、男達はそれを噛みしめていた。
勿論、金さえ出せば女を買うことは出来る。
しかし、若くない彼等にしてみれば、成熟した女は苦手だった。
彼女達と交わるときには、思うように自分の意志でことが運ばない。
短い時間の中で、鈍った性感を高まらせるのには時間がいる。
焦れば焦るほどペニスが固くならないからである。
それは勿論、年齢から来ているのは分かってはいるが、
男の本能とは気持ちの問題でもあるのだ。
心から安心して、女を抱く用意が出来ていなければ容易ではない。
故に彼等はあまりそういう女を抱く気がしないのだ。
それに比べ、この可愛く美しいビーナスは彼等にとっては
本当の天使のような存在なのである。
純で無垢な少女・・
若くない男にとって、
燃え上がる対象は彼女達以外には考えられなかった。
美咲も沙也香も身体は濡れていた。
二人とも、今までに勿論自慰はしたことがある。
ただし、セックスの経験はなかったが、それでも憧れはあった。
美咲ほどの年齢になれば、彼女の友人で、
すでに性体験をしている女の子は珍しくはない。
しかし、姉妹は未体験だった。
それは、バージンを守るという信念を持っているわけでなく
そのチャンスが無かっただけである。
もし、好きな彼氏が出来て、素敵な出逢いがあれば
その彼に与えても良いとは思っていた。
しかし、今までにそのチャンスが無かっただけなのだ。
自慰で、身体が痺れ、快感があることは知っていた。