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破廉恥なボランティア
【その他 官能小説】

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第2章-5


今ここで、未体験のことが今行われようとしている。
それが何と、父よりも年齢が上のおじさんたちに
与えようとしているのである。


しかも、仲の良い妹の沙也香まで一緒に。

美咲は思っていた。
(自分は、ここで処女を失うかも知れない、
でも妹まで、そうして良いのだろうか?)

男達に交互に愛撫され、押し寄せてくる快楽の嵐のなかで妹も・・
可愛い沙也香も同じように愛撫を受けている。
今更、彼女も引き下がれないだろう。

ならば、自分に比べて少し、セックスを経験するのは早い気がするのだが、
それは時間の問題であり、
いずれは通らなければならない道でもある。

それは人の為になること、このおじさん達の喜びとなるのなら・・
どこまでもこの姉妹の心は純真だった。

仮に今、二人は神に仕える聖女であり、
そこに飢えた人がいれば、自分のパンをその人に与えただろう。


その人が性に飢え、苦しみ
彼等が自分の身体を欲しがったとき、
自分の身体を与えることが罪になるのだろうか・・・

普通の女性はそれを拒むだろう。
でもあたしはそれが出来ない、
偽善者にはなりたくないわ。

その人が私を欲しがるのなら、与えることで喜ぶのなら、
それがセックスであれ、何であれわたしは与えたい。
それが(愛)というものならパンもセックスも同じこと・・

美咲はそう思った。


そうだとするのならば、沙也香も私と一緒に経験させよう。
姉妹なら、それを誰にも知られずに、秘密に出来る。
父にも、母にも・・・


いずれは経験しなければならない性の道・・
そう思って沙也香を見たとき、
彼女も同じ思いだと言うことが美咲には分かった。


言葉を交わさなくても、その顔を見れば妹の心は分かる。
そして、彼女自身の言い訳として、こう考えていた。


今日の講習会で学んだこと
それは、人に親切にすること、それは人として大切なことであり、
その行為が、たとえおじさん達に自分たち姉妹の身体を与え、
貞操を与えることでも、基本的には同じだということ。




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