投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

HAPPY HELLOWEEN 〜ハッピー・エロウィン〜
【学園物 官能小説】

HAPPY HELLOWEEN 〜ハッピー・エロウィン〜の最初へ HAPPY HELLOWEEN 〜ハッピー・エロウィン〜 14 HAPPY HELLOWEEN 〜ハッピー・エロウィン〜 16 HAPPY HELLOWEEN 〜ハッピー・エロウィン〜の最後へ

第7話『ハロウィン余興・小麦粉取り』-1

HAPPY HELLOWEEN 〜 ハッピー・エロウィン 〜


第7話『ハロウィン余興・小麦粉取り』


 スナップ・ドラゴンを終えた生徒と、先ほど金盥を片付けた生徒が校門前に戻って来た。 始めは違和感があった強制開口姿でも、見続けるにつれ慣れてきた。

『第3種目に入りますので、各自、競技準備に入ってください』

 放送に伴い、大勢のBグループ生が現れた。 全裸の少女たちは、2人が1組になって正座し、相対峙している。 Bグループ生は向き合う全裸少女の間に蹲踞すると、膝頭を握って左右に拡げた。 元々短いスカートの下、僅かにピンク色が残る陰唇が丸見えだ。 そのまま一層腰を落とし、小刻みに股間を震わせる。 膨らんだ口許や固くなった腹筋から、Bグループ生が息む様子が伝わってくる。 やがてBグループ生の膣から、ぬるり、ぼとり、白い塊が落ちてきた。 塊の形は、球だったり円筒形だったり様々だが、一番多い形は『円錐を半分にわった台形』だろう。 

 白い台形の塊を膣からはきだしたところで、

「ん……よいしょ……」

 Bグループ生は蹲踞のまま前進し、もたげた肛門を白塊に近づける。 そうしておいて、

「ふ……ッ!」

 尻の谷間から灰色の蕾が隆起して、にゅるり、小さな便塊が顔を出した。 間髪入れずに括約筋を一閃し、ポロッ、白塊にコロコロウンチをちょこんと載せる。 便塊が落下しないことを確認し、Bグループ生は立ち去っていった。 残された2人の全裸少女は、白塊を挟んで地面に這いつくばる。 便塊がのった白塊に顔をよせ、ピンと伸ばした舌先を開口具から覗かせる。

 ここに至り、私は何が始まるのか理解した。 『小麦粉切り』といって、旧世紀英帝で流行ったハロウィン・ゲームだ。 小麦粉をコップにギュウギュウに詰め、逆さまにしてから取り出す。 小麦粉はコップ型に固められていて、本来粉末に過ぎない小麦粉でもちゃんと立つ。 その上に6ペンス銅貨をのせ、交互に小麦粉を削っていって、6ペンス銅貨を落とした方が敗けという遊びだ。 

 『小麦粉切り』の由来だが、旧世紀南欧で流行った魔女狩りに辿り着く。 干満が烈しい入り江が舞台だ。 魔女の容疑を受けた女性は、両手首を1つに括り、両足首を縄に縛られた状態で満潮の海に
連れて行かれる。 海底には長い棹(さお)が指してあり、その棹の上に載せられる。 棹に登ると、ちょうど顔だけが海面にでる高さなので、女性は棹から落ちないようバランスを取り、必死で海面に顔を出す。 潮が引き始めてからが本番だ。 どんどん海面が下がるのはいいが、身体が海面の上に出るに従ってバランスをとることは困難になる。 しゃがんで身体を海水に浸けられるうちはいいが、やがて海面は棹のてっぺんより下になるので、全身が海面上に晒されるのは時間の問題だ。 そうなったとき棹を倒さずに立っていられるかというと……答えは神のみぞ知る。 棹が倒れてしまえばもはや足場は存在しないため、手足を使えない女性は溺れて海の藻屑になるしかない。 『魔女は真っ直ぐ立てない』ため、溺れた場合は『魔女』だったわけだから、魔女を溺死させるのは善行だ。 また、棹のバランスを崩す前に『自分は魔女だ』と告白すれば、それはそれで魔女裁判にかけられる。 容疑をかけられた女性が生き残るには一昼夜棹を倒さず堪えるしかないのだが……捕捉すると、この魔女審判で生き残った女性の記録は存在しない。

 Bグループが膣から取り出した白塊は小麦粉で、便がコインの代わりなんだろう。

『位置について……用意、はじめ』

 クラッカーではなく、放送が競技の開始を告げた。 私が予想したとおり、始まったのは『小麦粉取り』だ。 交互に舌で小麦粉を、便塊が落ちないように掬い、舐める。  

 ペロリ、チュプリ、ペロリ、プチュリ。

 膣分泌液を十分に吸った小麦粉は中々倒れない。 とはいえ永遠に立っていられるわけもなく、やがて便をのせてフラフラ揺れたと思うと、ポキリ、倒れた。 這いつくばったまま項垂れる全裸少女と、嬉しそうに座り直す全裸少女。 負けた少女は残った小麦粉と便塊を頬張る。 ただ、さっきまでは小麦粉を食べていたが、今回は頬張っただけで呑込もうとしない。 開口具で拡がった口腔の中では、舌先にチョコン、小麦粉がとろけた白い粉と黒い便塊が座っている。 おそらくは、許可があるまで呑んではいけないルールでも存在するんだろう。 それか、もしかしたら、ウンチと小麦粉をくちゅくちゅした敗北の味を、得心するまで噛みしめているのかもしれない。



HAPPY HELLOWEEN 〜ハッピー・エロウィン〜の最初へ HAPPY HELLOWEEN 〜ハッピー・エロウィン〜 14 HAPPY HELLOWEEN 〜ハッピー・エロウィン〜 16 HAPPY HELLOWEEN 〜ハッピー・エロウィン〜の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前