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推理リレー小説 - その他

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理解不能な言葉を発しているが彼が狂っているようには思えなかった。
その言葉には何か意味があるように思えた。
私が彼を観察していると彼も私のほうをじっと見つめて言葉を発した。
「ありがとう。私、若い。」
今度は先ほどのような片言ではなくはっきりとした言葉だった。
それは流暢な日本語に聞こえ、私は思わず「貴方、もしかして…日本語分かるの?」と、聞いてしまう程だった。
それに対して不思議そうに見詰め返してくる瞳に、私はドキリとした。
東洋人では見ることの無い、美しいブルーの瞳だった。

瞳だけでは無い、色素の薄い金色の髪も、日焼けなどしたこともなさそうな白色な肌も…
そのどれもが、美しかった…
こんなに美しい青年を、私は今までに見たことはなかった。

自分の顔が赤らんでくるのが分かった…
気恥ずかしさで俯いたその先で、自然と視線は止まってしまった。

青年のズボンの膨らみ…
美しい青年とはいえ、男ならば当然あるだろうその中身…
それはあまりにもこの青年にはアンバランスに思え、それが返って私の想像力をかき立てたのも当然だった。

それでもそこに、性的厭らしいがあったかというと、そうでもなかった。
頭髪と同じように腋の毛だって金色だったのだから、ココの毛も金髪よね…?
その程度の、言ってみたら女子高生レベルの可愛い好奇心でしかなかった…

「tttteeeeexx・・・」
青年の声に我に返った。

仄かに顔をピンクに染めながらも、青年はズボンを脱ぎ、それを差し出してくれた。
どうやら私が、シャツだけでは満足できずに、物欲し気に青年のズボンを見ているのだと勘違いしたようだった。

eeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee
ettttttttttttttttttttttt
eeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee
eeeeeeeeeeeeeeeeee
また理解できない言葉を捲し立てる青年…
まぁ優しさからとはいえ、見ず知らずの女の前でパンツ姿になっているのだから、動揺しても当然ね…

「ありがとう…本当に優しいのね…」
手渡されるズボンを受け取りながらニッコリと笑顔をつくり、目では彼のパンツを盗み見る…

やっぱり…
そのモッコリとした膨らみ具合はズボンを穿いている時に思った通りに大きい…
美少年と言っても可笑しくない青年のモノにしては、大き過ぎて不釣り合いと言っても過言ではないと思う…

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