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オジギソウ
その他リレー小説 - サイコ

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オジギソウ 1

『人はどうして生きなきゃならないの?生きていたってしょうがないのに‥』
『僕はどうして死ぬ事が出来ないの?生きていたって辛いだけなのに‥』
自分自身をどうしようもなく嫌になった彼は毎日自分を攻める、そして最終的にたどりつく死への願望はもはやマンネリ化していた。何もかもに興味をわかなくなってしまい、ビデオでアクション映画の主人公の痛めつけられるシーンを期待して見てる様な僕は何のために生きているのだろう?『この先何年も生きているのは絶対に嫌だ。』
と思いながらも僕はまだ生きている。何を期待してるわけでもないのに
時々新聞で話題になるのは「殺人」とか下らないょ…僕はもっと刺激が欲しい。。自殺ょりも強い強い刺激が……
人間なんて生きてたって意味なぃぢゃなぃ…何を恐れ死を否めるんだ……さっぱり不明だ…僕の前をバスが通る。。。乗ってる人達も死が恐ろしいですか…???
『当たり前じゃない』バスの中の人間の群れが、一斉に僕を睨み付ける。無数の目が僕にトリツキ、笑う。
……そうか…。皆は恐れるものナノカ…

ぁる時道を歩いてた僕の前を中学生くらぃの少女が通り過ぎていった。。本能?僕はその子を捕まえて家に持ち帰った。もちろん誰も見ていない所で…少し黙らせてだが…
 それからしばらくの間、俺の監禁生活は続いた。人に恐怖を与え続けるということは、何と楽しいことなのだろうか。この生活が永遠に続けばいい、俺はそう思っていた。
 しかし、終わりは突然やってきた。買い物に行っていた隙に、少女が家から逃げ出してしまったのだ。全ての終わりを悟った俺は、高層ビルの屋上に向かった。
(・・・これで、ようやく終わりだ・・・。)
ビルから飛び降りて間もなく、俺の全ては終わった・・・。

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