PiPi's World 投稿小説

ドラゴンと呼ばれた男
その他リレー小説 - アクション

の最初へ
 0
 2
の最後へ

ドラゴンと呼ばれた男 2

ウルフ「ぐっ!」
ウルフは一瞬宙に浮き、地面に頭を打ち付け気絶した。
レイ「ふう、いっちょあがりだ」
レイは犯人を縛り上げると、アンを解放した。
アン「お兄ちゃんありがとう」

その様子を影で見ていた1人の男がいた。
?「まさかあいつは…」


男は携帯電話を取り出し、どこかに電話を掛けた。
?「ん、?どうした?ヤン」
電話に出た人物は、男をヤンと呼んだ。
ヤン「ボス、大変です!奴が、ドラゴンの奴が生きてました!」
ヤンは電話越しの人物をボスと呼び、興奮気味に話した。
ボス「ドラゴンの奴が?フン、奴は5年前に死んだはずだ。生きてるわけなかろう」
ボスは一笑に付した。
ヤン「しかし、あの俊敏な動きと圧倒的な強さは並の警察官ではありません。我々をたった1人で追い詰めたあのドラゴンにしか…」
ボス「…そうか、分かった。ヤン、お前はそいつをマークしろ」
ヤン「はい」

ドラゴンとは、レイの左腕に刻まれた龍のタトゥーのことである。
かつて黒蛇(ダークスネーク)と呼ばれたマフィアが香港の裏社会で暗躍していた。
だが、レイが漫画のような超人的な強さで、黒蛇を壊滅的に追い詰めた。
命からがら、ボスと数名の部下は逃げ延びたのだ。
ボス「奴は事故で死んだと聞いたが、その姿を見た訳ではない…。くっ!」
ボスは苦虫を噛み潰したような顔をした。


,
の最初へ
 0
 2
の最後へ

SNSでこの小説を紹介

アクションの他のリレー小説

こちらから小説を探す