PiPi's World 投稿小説

IPF
その他リレー小説 - アクション

の最初へ
 0
 2
の最後へ

IPF 2

男は悶絶して絶命した。ジャッキーも指が落ち、更に手、腕が腐ってしまった。
「な…何者…」
ジャッキーは腐った腕を抑えて崩れ落ちた。
「あーつまんねえなあ、この街は」
グラムは別の街に飛んで行った。
何故こんな奇怪な事が起きたのか。この男は特殊能力者だったのだ。この男を怒らせるとこのような目に遭わされるのだ。

このような力を持ったグラムは別の街でも良からぬ事をするであろう。

このグラムという男。
正義でも悪でもない。
気にいらない奴は始末するのだ。

「何て奴だ…」
片腕を失ったジャッキーは震えた。

ジャッキーは直ぐ様残った片腕で携帯を取出し、本部に連絡した。

「ただ今、本部近くの交差点で未確認の能力者発見。不覚にも片腕をもっていかれてしまいました。おそらくΒT級〜ΑU級の上位の能力者です。精神面がかなり危険なようです。」

片腕の痛みを堪えながら、なんとかそれだけを言い終え、傷口を押さえながらその場から離れていった。


SNSでこの小説を紹介

アクションの他のリレー小説

こちらから小説を探す