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新世紀大戦 トゥルーブレイブ
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新世紀大戦 トゥルーブレイブ 2

この時代、地球の社会保障は充実しすぎといえる程整っていたが、やはり貧富の差はあった。特に太陽系と各恒星系との紛争により大量の戦災孤児を生み出したことによって、ヒエラルキーの下層の人達への負担は凄まじく高く、少年達のように稼がなくてはならないのである。

「おい、みんな! あそこ空いてるぞ」
「良かった。これで座っていられるわ」
「じゃあ席も決まったし、僕はちょっとステージを見学してくるよ」
「分かった。俺はロビンと情報収集してくるよ」
「ユースケはお留守番お願いね。私はジュースを買ってくるから」
「俺1人だけ!?」

少年達はそれぞれに別れて行動を開始した。




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.




―幕張メッセの会場近く…
ここに1台の軍用車両がとまっている。車両にはパラボラアンテナが設置されており、車内はモニター画面がぎっしり並べられていた。

「中佐、“アダム”は無事会場に到着しました」
「分かった。引き続き監視を。彼は本日の主賓だ、絶対にロストするな」
「了解」


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