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暗き刻
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暗き刻 4

すげー気持ち悪ぃ…
あれ、この先公なんつう名前だっけ。まぁいいや。寝よっ。

「黒田!!また寝るのか!!たく」
はぁかったりぃ…

鳴り響くチャイムの音。

「はい昼休み、皆宿題やっとけよ?以上」
先公の話が終わってすぐ俺は昨日の先輩達に礼を言われた。意味が分からない…

「昨日出たんだ俺達全員の家に!!」
????
「例の猫だよ!!」
ああ…、はぁ!?

「猫が枕元に来て“黒田に礼を言わなかったら殺す”って言ってきたんだ」
有り得ない…、闇に返したはずなのに。

先輩達がいなくなった後俺の影に異変が起きた。何故か影から猫が出てきた。しかも昨日闇に帰したはずの!!

「よぉ」
「よぉじゃねえよ…、よぉじゃねえよテメェ!!」


こうして俺のブラックナイト(妖魔狩り)の仕事に足手まといが一人…、いや一匹増えた。俺はこの猫と暫く過ごす事になるだろう。厄介な事だ。今日も夜はブラックナイト…
授業中寝るしかねぇだろ増田!!
あ、思い出した増田だ、あの先公…

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