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始まりの風は…(ネギま!)
その他リレー小説 - 二次創作

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始まりの風は…(ネギま!) 9

だが裏を返せば彼女達は勉強をすればそれなりにいい点数を取れるということだ。とはいえ一番の問題があのバカレンジャーだということにかわりはない。
俺がどうしようか悩んでいるとネギ坊主が通りかかった。何があったか酷く落ち込んでいた。
「どうしたネギ坊主そんなに落ち込んで。」
「あっ、孝介…実は…」
・・・・・・・・・・・
「なるほどな、そりゃ、あんなこと言われて当然だな。」
ネギ坊主が落ち込んでた理由、それは[三日間だけとても頭が良くなるが、副作用で一ヶ月ほどパーになる禁断の魔法]を使おうとして神楽坂に止められた揚句、神楽坂に「そんなふうに中途半端な気持ちで先生やってる奴が担任なんて、教えられる生徒だって迷惑だと思うよ!」と言われたからだった。
まさに神楽坂の言う通りで。現実にネギ坊主は暴発を除き魔法に頼り過ぎている所がある。
[[困った時には魔法]では人の努力を踏みにじる]
そのことをネギ坊主は知ったようだ。
「それで…僕、期末テストまでの間魔法を封印しようと思っているんですけど。」
「いい心掛けだと思うけど…大丈夫なのか?」
「大丈夫ですよ、別にドラゴン退治に行くわけじゃないですから。」
そう言ってネギ坊主は外に出て行った。
…この時、ネギ坊主の前にとんでもない試験が待っていることなど俺達は知るよしもなかった…
・・・・・・・・・・・
《Side無し》
麻帆良学園図書館島
パシャッ
「水、冷たっ」
「この裏手に私たち、図書館探検部しか知らない秘密の入り口があるです。」
「「「「おーーーーー」」」」
夕映を先頭に後にまき絵、寝ぼけたネギを抱っこしているアスナ、寝ている孝介を俵担ぎで運んでいる楓、クーフェイのバカレンジャー五人、その後からこのか、のどかハルナの図書館探検部の三人、合計八人+二人が図書館島の(秘密の)裏口を見て夕映以外の四人は驚いていた。
「…それよりなんでネギ先生と橘先生を連れて来たのですか?」
おもむろに夕映が二人に聞いた。当然だろう、何故なら彼女達が来た理由は深部にある[魔法の本]を取りに行く為である。そのため消灯時間が過ぎた寮を抜け出して此処にいるのだ。
そのため、担任の先生であるネギや副担任兼寮の管理人である孝介は邪魔な存在だからだ。
「ほら…ネギ君、ウチらと同じ部屋やろ。バレた時困るから連れて来たんや。」
このかがネギを連れて来た理由を説明する、もっともアスナにとっては違う意味があるのだが、

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