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始まりの風は…(ネギま!)
その他リレー小説 - 二次創作

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始まりの風は…(ネギま!) 7

・・・・・・・・・・・・《Side孝介》
…あの事件から数日…俺とネギ坊主は先生として徐々に受け入れられてきていた。現に、2ーAバカ五人衆、通称バカレンジャーの一人バカピンクの二つ名をもつ佐々木に「朝、元気に挨拶してくれた」と言う理由で指名し、雪広が(ネギ坊主に良いとこみせようとして)佐々木を庇おうとするとツッコミが入りクラスは一時の笑いに包まれている。
…それにしても、そろそろ期末テストが近いのだが…大丈夫なのか…?
・・・・・・・・・・・・…やっぱり大丈夫じゃなかった…
俺は今、ネギ坊主と明石、椎名の四人と歩いているのだが、その時2ーAが万年最下位であることが判明した。お前ら少しは頑張れよ…そんな中ネギ坊主が一位になると貰えるトロフィーを物欲しそうに見ながら、なにか考え事をしていた…「―――ネギ先生」 
「あ はい!? しずな先生」
しずな先生がやってきた。しかし何時ものような母性的な感じではなく、代わりに深刻な顔をしていた。
その手には封筒が…
「どうしたんですかしずな先生…」
「あの…学園長先生がこれをネギ先生にって…」
「え…何ですか、深刻な顔をして。」
「えっ!?僕への最終課題!?」しずな先生からネギ坊主に渡された封筒、そこには[ネギ教育実習生最終課題]と書かれていた。
果たして課題の内容は…?俺は唾をのみ課題をみた。[ねぎ君 へ
次の期末試験、二ーAが最下位脱出できたら正式な先生にしてあげる。
麻帆良学園長 近衛近右衛門]
「(なっ期末で最下位脱出!?)」
…簡単そうだが、なんだこの悪寒は…
・・・・・・・・・・・・教室
「えーとみなさん聞いてください!今日のHRは大・勉強会にしたいと思います。次の期末テストはもう、すぐそこに迫ってきています。」
張り切ってるな〜ネギ坊主、まあ最下位脱出しないと先生になれないもんな。
「あのっそのっ…実はうちのクラスが最下位脱出できないと大変なことになるので〜(僕が〜)みなさん、がんばって猛勉強していきましょう〜」
…ネギ坊主…テンパって言わんでいい事まで言っちゃて、ここはあえて言わないのが得策なんだがなぁ。やっぱり十歳、子供というわけか。まぁ、あんな事言われたら誰だってテンパるけどな。
しかし、要点があやふやな言い方したせいでクラスに動揺が起きてるな。

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