『じゃ帰ったら見てみよう♪』
〈梨奈！〉
『なぁに？』
〈明日から仕事だな！〉
『ぅんっ♪』
【梨奈ちゃん頑張って！】
『ありがとう♪学業と秘書の両立頑張りま〜す♪』
〈張り切りすぎてドジるなよ！〉
（そうだよ！）
『大丈夫だよ♪多分;』　
〈まぁ梨奈なら大丈夫か！いつもドジだけど仕事に入ったらしっかりするからな！〉
『えへっ♪』
〈そろそろ帰るか！〉
『ぅんっ♪』
〈みんな帰るぞ！〉（はいっ！）
私達は私の実家を後にしてマンションに帰ってきた。
ガチャッ…
〈さぁ上がれ！〉
（おじゃまします！）
『ヒロ見て〜大きいテレビ〜♪映画館のスクリーンみた〜い♪』
《ヒロさんと梨奈ちゃんが２人きりで映画を楽しめるように映画館よりもミニですけど一番大きいテレビをプレゼントしました！》
『みんなありがとう〜♪』
〈みんなありがとう！大事に使わせてもらう！〉
《よろこんでもらえて凄く嬉しいッス！》
『凄く迫力ある〜♪ホラーだったら凄くリアルに見えるしロマンスは涙ポロポロだね♪』
〈じゃホラーでも見てみるか？！〉
『ヒロったら！』
〈冗談だよ！梨奈は怖がりだもんな！〉『でもヒロと一緒なら見てもいいかも♪きゃぁ〜って、しがみつけるもんね★』〈それいいかもな！〉
『みんな素敵な贈り物ありがとう♪』
〔梨奈ちゃん！良かったね！しがみつける人いるからホラー見放題だよ！〕
〈おいおい！〉
（あはははは…！）
『なんか凄く幸せ〜♪ヒロ〜大好き〜♪』
私はヒロの肩に頭を乗せた。
〈おいおい！照れるだろ！〉
（ひゅ〜ひゅ〜！）〈ほら〜梨奈みんな見てるぞ！〉
『エヘヘッ♪』
〈梨奈は甘えん坊だな！〉
ヒロは笑顔で私の頭を、優しくポンポンと叩いた。
だけど、そんな幸せも長くは続かなかった…
まさか、あんなことが起こるなんて！