ヒロは後ろから優しく抱きしめてきた。〈俺は、そこに惚れたんだけどな！〉
『みんな、ちゃんと仕事してるかな？♪』
〈してるだろ！〉
『そぅだね♪』
〈明日は約束の美味い店に行くか？♪〉『ぅんっ♪行く〜★』
〈じゃ大輔達に電話して寝るか！〉
『賛成♪』
ピッピッ…
「もしもし！」
〈大輔か！俺だ！〉
「ヒロさん！無事に着いたんですね！」
〈あぁ！そっちはどうだ？！〉
「異常ないッス！」
〈そぅか！〉
「そっちは夜なんすか？！」
〈そうだ！明日、梨奈とショッピングとレストランで食事だ！〉
「いいっすね！」
〈梨奈と今度みんなで来ようかって話してたんだ！〉
「本当っすか？！」〈あぁ、男に二言はない！〉
「みんな凄く喜ぶっすよ！」
〈ちょっと待ってて！〉
ヒロは私に電話を渡した
『もしも〜し大ちゃん？♪』
「梨奈ちゃん！ニューヨークはどう？！」
『凄く楽しいよ♪ヒロがスィートを取ってくれたの♪夜景が凄く綺麗なんだよ？★』
「よかったね梨奈ちゃん！」
『みんなにお土産を買ってくね♪』
「凄く楽しみに待ってるよ！」
『ヒロに変わるね♪』
〈大輔、俺達が帰るまでリーダー代理を頼む！〉
「わかりました！」〈じゃ切るぞ！〉
「はいっ御苦労様です！」
ピッ…
〈じゃ寝るか！〉
『ぅんっ♪』
私達はベッドに入った。
〈梨奈！〉
『ヒロ♪おやすみなさい♪』
〈おやすみ！〉
ヒロの大きな体に抱き締められて私は眠りについた。
………次の日………私はヒロより先に目を覚ました。
『んんっ……』
私は目を擦りながらベッドから降りた。『新婚旅行か〜今日は何処に連れてって貰おうかな〜♪』
〈んっ…〉
私がはしゃいでたらヒロが起きた。
〈おはよう梨奈！〉『起こしちゃった？』
〈大丈夫だよ！〉
『新婚旅行デート凄く楽しみでウキウキしちゃって、うるさかったね♪』
〈そこが好きなんだから気にするな！〉『ぅんっ★』
〈ルームサービス頼むか？それともバイキングの朝食に行くか？！〉
『バイキングレストラン♪』