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学園の花婿
官能リレー小説 - レイプ

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学園の花婿 153

「麗那、ちょっといいかしら…?」
良一は何がどうなったか分からない、麗那はどうしたらいいか分からないといった感じの所で百合子が現れる。
「何…?私、今良くん以外とは話したくないんだけど…」
「麗那…学園長なんだから全員退学って判断はまずいわよ…」
「わかってるわ…。わかってるけど!……………。」
途中から麗那は泣いてしまい何を話しているかわからなかったが良一のためといいたいのは感じ取れた。
するとマルスに抱き付いていた良一が麗那が気になり近付いてきた。
「麗那おねいちゃん〜。泣かないでよ。僕が弱いから…。」
そういいながら良一も再び泣き始めた。

「学園長、百合子先生が言う様に生徒を退学させるのはマズイと思います。生徒達は良ちゃん様を見て我を失っただけです。今回学園長が生徒達にキレて、学園長や私達が良ちゃん様をどれだけ大事にしているか生徒達は分かった筈です。今後…生徒達が良ちゃん様に何かしようとしても、私や警備局長、それに警備隊全員が命をかけても良ちゃん様をお守りするので、今回は許してあげてくれませんか?」
過激派のマルスが珍しく生徒達をかばったので、麗那を初め殆んどの者が目を見開く。
マルスは麗那に自分の決意を告白すると、良一の肩に手を置く。
「良ちゃん様、私が、私達が絶対にお守りします。だから今日の事は許してあげてくれませんか?」
「……」
マルスの決意を聞いた良一は顔を上げてジッとマルスを見つめる。
「良くんどうするの?」
麗那はマルスの決意を聞いて涙が止まったらしく、良一の決断を待っていた。
「……僕…怖いけど、お姉ちゃんもマルスさんも…そして沢山の先生がいるから許してあげたいよ。僕が怖がったから本当は悪いんだよね?僕がもっと強くならないといけないよね?」
良一は自分自身に言い聞かせる様に唇を噛むと、麗那とマルスに向かってやや強がってはいるが笑顔を向ける。
「良くん偉いわ!お姉ちゃん、良くんを精一杯応援するね」
「良ちゃん様偉いです」
良一の決意に麗那・マルスを初め、多くの教師達が感動する。
「ねえ良くん?良くんの入学式は出来なくなっちゃったけど、その代わりに皆でパーティをしない?今日はお姉ちゃんが良くんの為に美味しい料理を作ってあげるから」
「うん、お姉ちゃん有難う!」
良一は麗那の言葉に完全に笑顔になる。

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