ナマイキ女奴隷計画 49
「だって、しばらく逢えなくなっちゃうから…」
「俺は忙しいと言っただろう…今は出産の事だけをかんがえていろ」
「・・・うん・・・」
俺は病室を後にした
麻衣は奴隷だ、それは変わらない。しかし、初めての妊娠と出産。不安を感じるのも無理は無いか。
できる限り見舞いに来て心優しいご主人様になりきるのも悪くは無いな。
そんな事を考えながら俺は帰宅していた。
「あっ!ご主人様、お帰りなさい」
玄関には体操服姿の美優が掃除をしていた。
「なんだ、掃除なら明日香と翔子に任せたはずだぞ」
「そうですけど、このお屋敷広いから二人じゃ大変かなって思って…」
「そうか…」
「美佳ちゃん達もジッとしてられないって、結局みんなでやってるんです」
美優はともかく、美佳達は生粋のコギャルだ。そんなあいつらが献身的なのは意外だった。
リビングに行くと、沙織と奈々が…キッチンに目をやると美佳が…皆、思い思いのコスプレで掃除をしていた。
二階では明日香と翔子がやはり怪しげな制服をまとい各部屋の模様替えをしている。
あまりにもバラバラな格好を見て、俺は思わず吹き出した。
翔子が俺に気付く。
「ご主人様お帰りなさい!麻衣ちゃんの方はもういいんですか?」
「ああ…」
「ごめんなさい…私達2人で大丈夫と言ったんですけど美佳ちゃんが皆でやった方が早く終わるからって、手伝ってくれて…」
「構わん。アイツらも少しは身体動かした方がいいだろう」
「はい」
「ご主人様!」
奈々が階段を上ってきた。
「ちょっと地下室へ来てください。」
「どうした?」
「いらない物を処分しようと思いまして…」
「わかった」
俺は奈々と2人で地下室へ向かった