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Hunter
官能リレー小説 - レイプ

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Hunter 2

ジムでよく見かける大男。色黒の肌に彫刻のような鍛えた肉体の持ち主。遠くからでも彼だとよくわかる。ストイックにトレーニングする彼とは彩花は会話を交わしたこともないし名前も知らない。そして、今のような卑劣な行為をするようにも思えなかった。

「くっ……細いのにとんだ馬鹿力じゃねーか…」

痛みに顔をしかめながら男は彩花を見上げる。

「アナタ、なんでこんなことを…」
「アンタこそ、自分のエロさに気づいてないんだな。ジムで見かける男連中、みんなアンタをオカズに使ってるんだぜ」
「なっ……!!」

怒りと、何か別の感情が込み上げる。
彩花が視線を男の下半身に移すと、男の穿いている黒のジャージの一部分が不自然に盛り上がっているのが一目でわかった。

(何アレ……まだムクムクしてるじゃない。ガタイが凄いとアソコも凄いのかしらね…って何考えてるの私…)

テントを張るように盛り上がる一部分を思わず注視し、あらぬ考えが浮かぶのを必死に否定する彩花。しかし視線はそれでも何度も男の股間を気にしてしまう。
彩花自身、そっちの意味でも満たされていないと感じる最近である。付き合っていた彼氏と別れたのがトレーニングに目覚めたきっかけでもあるのだ。

「どうだ?トレーニングに打ち込んでる姿見ると、男とは縁なさそうに見えるけど、やりたくなったんじゃないか?」
「だ、誰がアンタなんかと!いきなり襲う最低な奴になんか、っ」

男はゆっくり立ち上がるとニヤニヤと薄気味悪く微笑んで彩花の顔を見つめ、値踏みするように顔、そして身体を舐めるように見回した。

彩花は彩花でいまだに衰えない男の股間に視線を逸らせられないでいた。

「フン」

男は彩花に接近し―――ただけで、特に何もせず玄関を出て立ち去っていく。

「今日は見逃してやる。次にジムに来た時が楽しみだぜ。もし見かけたら施設の中だろうと襲って犯しちゃうかもしれんぞ」
「や、やれるもんならやってみなさいよ!!」
「フハハ、威勢のいい子だ」

男はそのまま去っていった。

「何なのよ、もう………で、でももったいな…いわけない!あんなの許せない!」

怒りと、何か別の感情と、混乱しながら彩花はバスルームに駆け込んだ。

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