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おかえりなさい
官能リレー小説 - レイプ

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おかえりなさい 4

私はこの人の名前も知らない。
でも、この人が射精するときの、せつなくなるような声を知っている。
私の我慢しきれずに快感に溺れて絶頂する声や全身のふるえを知っている。
秘密を共有しているような親近感が恋というなら、私は今、髪を撫でている手に恋をしているのかもしれない。
部屋に不法侵入してきた見知らぬ男性は、名前も知らないけれど、私に欲情してくれて、私を欲情させる男性だった。
私はこの人の手をつかんで、指先を舐めた。さらに手のひらも舐めた。
顔を上げると、あごのさきをつまんで上げられ、目を閉じると唇が重ねられた。
私は舌を入れて、この人の欲情を求めた。
舌を絡ませ合いながら、長いキスをした。
鼓動が激しく高鳴っていた。
愛しい、愛しい、と鳴っていた。
その心臓がある左胸のふくらみを揉まれて、私は泣きたくなるほど感じて、舌を動かすのを忘れた。
唇が離れるときに、私がうっとりとわずかに目を開くと、二人の唾液が繊細な糸を引いてきらめいた。
それがとてもやらしくて、きれいだと思った。
乳房を揉まれながら押し倒されていて、勃起した性器を返事のように撫でれば、それが合図のように、男の指先が乳房から下半身へと降りてくる。
内腿のやわらかい肌を撫でられ、脚をゆっくりと無理せずに半開きにすると、男のわれめをなぞり、ほころばせていく指先。
忍び込むように、私の熱い湿った膣内へ男が右手の中指を挿入しつつ、親指のひらでクリトリスを弄りながら、左手で乳房を揉みまわされて、私は翻弄されてひたすらあえぐ。
いれて、とあえぎながら私は言うが、男は右手の指先を愛液まみれにして、かきまわす。
乳房やクリトリスを弄るのをやめて、卑猥な湿った音をさせて激しく動かされて、私は腰をくねらせながら、昇りつめていく。
「……あぁん、あっ、あんっ、ひゃあんっ!」
内腿もお尻も乳房も小刻みふるえて、私の中から指が抜き出されたとき、私は恍惚として余韻の中であられもない姿をさらしていたにちがいない。
そんな私の上からかぶさるように体を重ねて、男はまだ収縮と弛緩を繰り返している膣内に勃起した性器を挿入した。

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